岐阜ネギの発芽 畑の管理

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 ジフィーポットに播いた岐阜ネギが発芽した。発芽したといっても、まだ頭は土の中。腰を曲げたような妙な格好だ。

 ネギというと、小さいとき食べたネギの味が思い出される。みそ汁の具だったと思うが、ひどく青臭いのがあったり、芯からヌルッとしたジェリー状の透き通った物質が出てきたりするのが嫌だった。その後、永らくネギを買って食べているが、そのようなものには出くわしていない。

 小学校2年生くらいのころ一時親戚の農家に住んだことがある。あれは、そのころの記憶だから、きっとネギ坊主が出たころの売り物にできないネギだったのかもしれない。

 ネギの根には土伝染(土から伝染する病気)する病気を防除する菌類が共生している。だから、ナスやトマト、スイカなどの野菜と一緒に植えると土伝染する病気を防ぐことができる。そこで、我が菜園には至る所にネギが植えてある。今は、九条ネギ、ヤグラネギ、アサツキなどだが、ここに岐阜ネギも植えようと思い、自家採種して種を播いたのだ。ネギの種類は、葉ネギだけだ。根深は手間がかかるし、地元はネギの名産地だからいつでも手に入る。葉ネギはというと、店には万能ネギくらいしか売っていない。そこで、葉ネギに決めたのだ。

 ネギを植えたからだろうか、いまはほとんど病気も出ない。当然、無農薬栽培だからカマキリ、ウスバカゲロウ、テントウムシなどの昆虫もやってくるから害虫の被害もあまりない。

 昨年からは無耕起栽培(畑を耕さない栽培)だから、次第に雑草も少なくなるはずだ。その分手が空くから、作物の管理に集中できる。

 まわりで家庭菜園をしている「ベテラン」の人たちは、家から毎日水を運んで畑に灌水しているが、私は植え付け直後だけしか灌水しない。その方が水を求めて根が深く、たくさん張るはずだからだ。植物も子供と同じで、過保護にしてはひ弱になってしまう。

コメント

  1. 菜園ブログ より:

    岐阜ネギ
    私は関西育ちなのでネギは葉ネギを好みます。東京では売っている所に制限があり、農園で九条太ネギだけは年中使える様に作っています。うちの農園にもネギだけを各種作っている方がおられ、やはりいろんな種を持って居られます。