あしかがフラワーパーク フジ満開

シェアする

Pocket


 フラワーパークのフジが見頃を迎えたというので出かけた。場所は栃木県の足利市だ。

 東武鉄道伊勢崎線の足利市駅からは直通のバスが運行されている。運賃は200円で、座席が全部うまると発車。今日は20台のバスを使ってピストン輸送しているそうだ。渋滞がなければ20分ほどで行ける距離だ。

 入場料は季節によって、また花の咲き具合によって変わる変動制。今の期間は花が一番綺麗な時期だから入場料も高く、800から1300円。冬には、なんと無料という期間もある。ちなみに、今日はフジ満開とあって1300円だった。

 今日は快晴、夏日だ。暑いけど会場は超満員。レストランも、トイレも行列だ。

 園内にはフジが290本もあるそうだ。黄花のフジはまだ蕾だったが、白藤は4分咲き、紫色のフジは満開だった。中でも見物は樹齢600年という市の天然記念物の大藤(野田の長藤)だ。幹周り3.6メートルもあり、長さ1.6メートルの花房がレースのカーテンのように垂れ下がっている様子は圧巻だ。「野田の……」と書いてあるので、種類は「ノダフジ」なのだろう。金属製のパイプで組んだ棚の大きさも250畳分あるという。

 いまはフジの花盛りで、ほかの植物には目がいきにくいが、片隅にはハーブが植えられたり、池には古代バスが植えられたりして、フジの花が終わっても楽しめるように工夫されている。林縁に植えられたツツジもちょうど見頃で、家族連れが花の前で記念撮影をする姿が目立った。

 駐車場からフラワーパークへの沿道には、おにぎり屋、弁当屋、サンドイッチ屋などに混じって、農産物を売る地元農家?の店もあった。キュウリの漬け物、トマト、葉付きのラッキョウ(エシャロットと書いてあったが)、山ウド(といっても畑で作ったウドで軟化していないだけのこと)などが売られていた。帰りにウドでも買って帰ろうかと考えていたのだが、パークを出た頃にはすでに売り切れていた。

 それにしても、こうしてたくさんの人が花を楽しんでいる姿を見るたびに、日本は平和だなとつくづく感ずる。

コメント

  1. みいみん より:

    見事な…。
    見事なふじですね。人出も多そう…。
    近くの児童公園にも藤があります。(もちろん、無料です^^)2色あったのですが、1本切られてしまったので今はちょっと寂しい状態です。
    こんな見事な藤を近くで見てみたいものです。

  2. いわみ より:

    Unknown
    きれなフジの花ですね~
    まるでつり下がるツリーのようです。