カマキリの卵嚢

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昨秋、サンショウの枝にカマキリの卵嚢を見つけた。卵嚢の形から、オオカマキリとコカマキリのものと思われる。しかし、いつのまにかコカマキリの卵嚢は消滅。オオカマキリの卵嚢も写真のように無残な姿になっていた。

カマキリ類は畑の虫を補食する大切な昆虫。だから、たくさん増えて欲しいと思いポタケに行くたびに観察していた。先日、サンショウのあたりからツグミが飛び去ったので、近づいてみるとこんな姿に。

ちなみに、ツグミは冬にシベリア方面からやってくる渡り鳥。木の実や昆虫、小動物などを食べる雑食性の野鳥だ。ポタケにも時々やってきて、地面に落ちている草の実や地表にいる虫などを食べている姿が見られる。

どちらも害虫駆除には役立っているのかも知れない。しかし、カマキリ類は春から秋までの害虫を退治してくれる昆虫だから、卵嚢を食べられてしまったのが残念だ。

kama ranno