ヘアリーベッチ hairy vetchの雑草発生防止効果

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ヘアリーベッチが大きくなってきた。昨年11月に、畑の周囲や今年休閑畝に種まきした。

ヘアリーベッチは英語でhairy vetch。もさもさと茂るベッチという意味か。ベッチはカラスノエンドウなどの仲間(マメ科ソラマメ(Vicia)属)の植物の総称。ヘアリーベッチは、家畜の飼料にしたり、緑肥や枯れた植物体をすき込んで有機物や窒素源としたり、果樹園の下草などに栽培する。夏になると枯れてべったりと地面を覆い尽くすので、片づける手間も省ける。

ヘアリーベッチにはアレロパシー(allelopathy:他感作用)※がある。そこで、雑草の繁茂防止効果や耐虫性・耐病性効果がある。また、花が咲いても種ができにくいので雑草化する危険性がないので安心。ポタケにまいたのは、雑草発生防止のためだ。これで、除草の手間が少し省ける。

※アレロパシーとは、植物体内から発生する物質が他の植物に影響を及ぼすこと。研究の結果ヘアリーベッチなどの仲間の植物に含まれるシアナミド(石灰窒素に含まれる有毒成分もシアナミドという)がアレロパシーに関与しているのが分かっている。
また、コンパニオンプランツといわれる植物の中には、アレロパシーがあるものもある。

 ヘアリーベッチの栽培

中間地でのヘアリーベッチの播種期は、春まきで3月上旬~4月中旬、秋まきでは9月中旬~11月中旬。また、開花期は4月~5月。
種子はネット通販で購入できる。

マメ科の植物なので元肥の窒素は不要。リン酸とカリのみでよい。

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