3月の畑作業

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3月6日は啓蟄(けいちつ)です。いよいよ春本番。菜園の準備はできましたか。種子や肥料、資材など、必要なものは早めに準備して、春・夏野菜の栽培に備えましょう。

1 野菜の管理

 暖かくなるとともに、雑草も勢いよく伸びはじめます。早めに草を取り、種まきや植えつけの2週間前までには、苦土石灰(マグカルまたはカルマグ)や堆肥をまいてよく耕しておきましょう。種まきまでに期間があるようでしたら、殺虫・殺草・殺菌の効果と石灰としての働きを併せ持つ、石灰窒素をまいて耕すのもおすすめです。

 冬越ししたダイコン、ハクサイ、ブロッコリーなどのとうが立ち始まりますから、早めに収穫しましょう。ダイコンはとう立ちが始まると鬆(す)が入ります。抜き取った野菜の枯葉や根などの残渣は、病害虫の発生源になります。そこで、深い穴を掘って埋めるか、可能ならば焼却します。

 冬の間野菜にかけてあった不織布は、気温の上がり具合を見て外します。また、ビニールトンネルは、苗が高温で焼けないように、裾をあけたり上面に穴を開けたりして換気します。追肥も、野菜の生育具合にあわせて定期的に施すようにします。

 プランターやポットの土は、気温が上がると乾きやすくなります。土の表面の乾き具合を見て、適切に水やりをしましょう。10日〜2週間に1回の割合で、かん水を兼ねて規定の濃さに薄めた液肥を施すのも効果的です。

2 種まき・植えつけ

 ジャガイモは春の彼岸頃までが植え時(関東の中間地)です。スーパーなどで売っているジャガイモは植物を侵すウィルスに感染している可能性が高いので、生育が悪かったり収量が上がらなかったりします。そこで、園芸店などで無病の種芋用のイモを購入して植えるようにします。

 上旬には冷涼な気候を好む、ホウレンソウ、コマツナ、ルッコラ(ロケット)などをまくことができます。なお、秋まき用のホウレンソウは春まきすると「とう(薹)立ち」しやすいので、必ず春まき用の種をまくようにしましょう。

 3月下旬は、レタス、コカブ、ダイコン、ニンジン、ネギなどのまき時です。また、ミョウガやフキの根株の植え付けやニラの株分けができます。

3 収穫

 秋にまいたホウレンソウ、コマツナなどが引き続き収穫できます。下旬にはアブラナ科の野菜の花が咲き始めます。花が開く前のつぼみはナバナ(菜花)と同じように食べられます。とう立ちを始めたホウレンソウも美味しく食べられますので、捨てないで利用しましょう。

4 病害虫

 アブラムシが発生しますので、早めに防除します。畑の周辺に、バンカープランツとしてコムギをまくと野菜のアブラムシ発生を抑えることができます。バンカープランツを目的としたコムギは、いまからでもまくことができます。

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 大きく育った水蕗のフキノトウ。