一石二鳥のサツマイモ栽培

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 サツマイモの芽が大分伸びてきた。このイモは鳴門金時という品種で、買ってきてしばらく放置しておいたら芽が出てきたので、そのままインテリアにしたものだ。

 サツマイモは学名イポメア。朝顔などと同じ仲間だが、イモを目的にしたものは気温が高い地方でないと花が咲かない。園芸店でもイポメアという観葉植物が売られているが、これは観葉サツマイモの仲間だ。観賞用の品種には、斑入りのものや花がよく咲くものなどいろんな品種がある。

 サツマイモの肉質は、粉質のものと粘質のものとがある。関東人は粉質を、関西人は粘質を好むと言われているが、最近はそうとも言えないようだ。私は関東人だが、どちらかというと粘質派だ。もっとも、子供のころは粉質派だったが、いつのころか粘質派に変わってしまった。

 そういえば、言葉も名古屋弁や大阪弁が共通語として使われたり、神奈川や静岡で使われていた方言がいまや当たり前に使われたりしている。食物だけがその地方独自のものであることはもはや難しい。方言がだんだん失われて「共通語」が使われるように、食べ物も地方色が失われ「共通食」になりつつあるのだろう。

 昨年は、購入した苗と、こうして室内で鑑賞した蔓の先を切りとった苗とを畑に植えてみたが、なんとかうまく収穫出来た。今年はサツマイモの植え付け時期を過ぎてしまったが、昨日畑のあいているところにこの苗を植えてみた。

 観葉とイモ用、一石二鳥のサツマイモ利用法、今年もうまくいくだろうか。そして、自家製の鳴門金時の味はどんなものになるだろう。

コメント

  1. カーメル より:

    Unknown
    ボタさんこんにちは!カーメルです。
    サイトへのご訪問ありがとうございました!
    サイトはすみません、仕事の都合上引越して
    ここに書いたアドレスになりました。
    いただいたサイトは仕事用です。
    園芸、家庭菜園も仕事のサイトではありま
    せんが、癒しになりますね~。
    さつまいももとっても勉強になりました。
    室内で育てた後、外に出しても(切り取った先だけ
    かな?)実がつくんですね。
    写真から絵としてもきれいですね。
    あ、後ろにピアノがありますね。私の本業は音楽
    なんですよ~。(^^)

  2. さつまいも
    唐辛子の食べ方、ありがとうございました。
    早速、醤油につけておいしくいただいてます。
    さつまいも、芽が出たのが台所に転がっています。
    観賞用に使えるんですね。やってみます。
    私は「紅さつま」を植えました。金時と迷ったんですが・・。おいしいイモができたらいいですね。

  3. みいみん より:

    Unknown
    こんばんは。さつまいもの葉っぱポタさんの写真ではすっかり観葉植物といった趣ですね。
    我が家の畑、昨年採り忘れたじゃがいもなのですが花が咲いています。もう少ししたら掘ってみようと思っています。

  4. 吉ちゃん より:

    Unknown
    品種改良などでさつまいもの種類もたくさんあるでしょうね。焼酎だ有名な、べにあずまなんかは関東では栽培が出来ないんでしょうか? 私はどうも鑑賞用より食気の方が先行しているみたいですね。