ハスの発芽の様子

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 ハスの発芽がどのように行われるのか、古代バス(大賀ハス)の種が手に入ったので播いてみた。

 最初は、昨年の暮れにヤスリで皮に傷を付けて播いた。ところが、傷の付け方が足りなかったのか、それとも水温が低すぎたのかいつになっても芽が出ず、とうとう年を越してしまった。そこで、春になってから再度挑戦した。こんどはハサミで実の両端を切り落としたものと、へこんだ方の先を切り落としたものと、2つの方法で播いてみた。

 播いたのはコップの中だ。そうしたところ、播いて5日もたたないうちに緑の芽が見えてきた。こんなことならこの方法で最初から播けばよかったと反省。定植は根が出る前がいいというので、荒木田土を園芸店で買ってきて5号ポットに植え、睡蓮鉢に沈めた。

 それと同時に、絵を絵ためにも1本だけ深いガラス容器に移し、引き続き観察を続けた。そこで気がついたことは、ほとんどの植物は発根してから発芽するが、ハスは発芽のあとで根が出てくる。それも、1枚目の葉が出たころはまだ根がない、1枚目の根元から2枚目の葉が出る。そして、その先に3枚目が分岐する。その頃から葉の付け根に根が見えてくるのだ。水中に生える植物がすべてそうなのかどうかは分からないが、地上で植物を栽培しているものにとっては不思議なことだ。これからも機会があったらほかの水生植物でも実験してみたい。

 この絵は容器の中で育てた古代バス(大賀ハス)を細密画で描いたものだ。これだけでは寂しすぎるので、秋にとっておいたハスの実を添えてみた。

 睡蓮鉢のハスも順調に生育している。今年はこのまま育てて、来年は大きな容器に植えかえるつもりだ。うまくいけば再来年には玄関脇に古代バス(2000年前の地層から掘り出された大賀ハスの子孫)の花が咲く。花が咲いたらまた描いてみたい。

 花屋さんで買ってきた花を絵のもいいが、こうして種から育てながらい 描いていくのも楽しいものだ。園芸家ならではの楽しみである。

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コメント

  1. 菜園ブログ より:

    古代バス
    すばらしい観察記録を読ませて戴き、多くのことを知り得ました。細密画も古代バスらしくファンタスティックくに見えました。

  2. ポタ より:

    Unknown
    再来年あたりには花が咲くと思いますので、花の絵も絵予定です。気の長い話ですが。