アブラムシ退治法

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ナスの葉裏にたくさんのアブラムシがついていた。この画像は知り合いの家庭菜園で撮ったもの。

 アブラムシの種類は多いが、このアブラムシは、アブラナ科やナス科など多くの植物に寄生するモモアカアブラムシと思われる。

 アブラムシの害には吸汁により植物の生育を阻害する直接的な害のほかに、分泌物にカビが生える煤病(すすびょう)の発生、ウィルス病の媒介などがある。

アブラムシ防除法いろいろ

 植物を栽培している人にとってはアブラムシには頭を悩まされる。そこで、アブラムシを退治する方法を書き出してみた。

・薄めた牛乳を散布する。
 発生が少ない場合は多少の効果があると思うが、たくさん発生したときには効果が期待できない。
・水をかける。
 牛乳散布と同程度の効果。水を噴射して流し去っても、しばらくするとまた戻って来ていることが多い。
・ストチュー散布。
 酢と焼酎を混ぜたものを散布。両方とも自然由来の食品だから使用には問題ないと思うが、ポタケでは使用したことがない。ニンニクやトウガラシを混ぜると効果が高まるとか。
・木酢酸・竹酢酸散布。
 自然農法では使用が認められていない。有害な物質を含んでいると思われるので、ポタケでは不使用。
・ニーム剤使用。
 植物由来の農薬。日本では自然農法にも認められているが、有害性の問題があるということから使用が許可されていない国もある。ポタケでは不使用。
・天然物由来の農薬。
 澱粉由来の農薬(粘着くんなど)は発生初期には効果がある。また、微生物由来の農薬も販売されている。農薬扱いだが、自然にあるものだから毒性はないので安心して使用できる。
・銀線入り防虫ネットをかける。
 効果は抜群だが、虫媒花では訪花昆虫が来なくなるのが問題。葉ものはトンネルでいいが、ナスやトマト、キュウリなどでは資材が必要になる。ポタケでは雨除けハウスの周囲にも張っている。
・シルバーマルチなどを敷く。
 アブラムシなどは光るものを嫌うといわれる(実際には嫌うのではないと思うが)。シルバー−マルチや銀線入りマルチは効果的。銀色やキラキラ光るものも販売されているが、まだ試して見たことがない。最近、トマトなどの茎にアルミ箔をまく方法を試している。
・紫外線を透過を遮るフィルム使用。
 農家用だけで、まだ家庭菜園用には販売されていないようだ。ナスの場合、果実の着色が悪くなる。
・寒冷紗や防虫ネットを周囲に張る。
 有翅アブラムシは2mくらいの高さを飛んで他の植物に移動する。そこで、周囲に3mほどの高さの寒冷紗などを張ると効果がある。
・コムギやソルゴーなどのバンカープランツをまく。
 ムギ類やソルゴーなどのイネ科の植物につくアブラムシと野菜のアブラムシは別種。イネ科の植物についたアブラムシを目当てに集まってきたテントウムシなど天敵が、野菜のアブラムシなどの害虫を食べてくれる。
 ポタケは無農薬だがアブラムシの発生はない。畑のまわりにグルッとまくと効果が高いが、畑のあちこちにまいておくだけでも効果がある。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA