ネコブセンチュウの防除

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 菜園のナスと中玉トマトを抜き取った。

 ナスもトマトもまだまだ収穫できるのだが、後作を蒔かなければならないのでやむなく抜き取った。

 はじめはトマトから抜いてみて驚いた。根がコブでびっしりだ。生育は順調だったのだが、なんとネコブセンチュウが寄生していた。

 次はナス。これにもネコブセンチュウが。1番花が咲きだした頃、葉先がしおれて黄色くなってきた。青枯れ病かとも思ったが、症状がちょっと違う。そこで、思い切ってきり戻しをしてみたら、その後回復して秋まで収穫でした。抜いたナスの根にも大きなコブがいくつもついていた。これで疑問が解けた。ナスにもネコブセンチュウがついていたのだ。

 さて、防除はどうしよう。無農薬を貫いてきたので、いまさら農薬は使えない。石灰窒素はどうかとも考えたが、これも農薬に順ずる。マリーゴールドやエビスグサ(コブトリソウ)はいまからでは無理だ。そこでニームを試してみることにした。

 ニームはインドセンダンという植物。その実から絞った油は害虫の食欲を減退させ、変態を異常にしたりする。その油粕も畑にまくと害虫に効果があるという。そこで、油粕をまいてみることにした。ただ、発芽障害を起こす危険性があるので、発芽後に使用してみるつもりだ。

 狭い畑では、輪作や休耕は無理なことが多い。だから、分かってはいても連作しがちだ。ニームはアメリカではすでに国で認められている安全性が高い自然農薬だ。散布しても即効性はないが、害虫以外無害(魚毒性はあり)なのがうれしい。

コメント

  1. 菜園ブログ より:

    ネコブセンチュウ
    ほんとに困ったものです。先日ゴーヤを引き抜いたら気持が悪いほど付いていました。ネギの跡地だったのと、今年は一株で120個と順調な収穫が出来ましたのでこんなにネコブセンチュウが付いているとは思いませんでした。私の一般的な対抗策は、マリーゴールドなどのコンパニオンプランツと接木苗の採用で何とか凌いでいますが、「ニーム」もそこに加えて試してみましょう。

  2. ポタ より:

    sasagawa さま
    私のナスは接木でした。接木は効果がないようです。

  3. もいもい より:

    Unknown
    はじめまして。
    吉ちゃんのブログから飛んできました。
    ポタさんはプロなんですね。
    プロの人が書く記事を見ると私がいかにいい加減かよく分かります。
    アドバイスなどよろしくお願いいたします。
    高冷地栽培の事はどの程度ご存じなのですか?

  4. ポタ より:

    もいもい さま
    ようこそおいでくださいました。
    残念ながら高冷地の栽培経験はありませんが、一般的なことでしたらお役に立てると思います。これからもよろしくお願いします。

  5. 吉ちゃん より:

    Unknown
    ネコブセンチュウを見たのは先日手伝っている農家のオクラの畑でみました。これが発生する要因は土壌の
    連作作用などにも関係があるのでしょうか? また寄生虫によって病原菌がつくのでしょうか? 今年やられた茄子も確かにコブがあった様な気がしますがそこまで観察していなかったので来年はそんなことも頭に入れておこうと思います。

  6. ポタ より:

    吉ちゃん さま
    ネコブセンチュウは線虫です。雌は洋ナシのような形をした肉眼では見えないくらいの大きさです。オスはそれよりもちょっと大きい、注意をすれば肉眼でも観察できるくらいのミミズのような形をした虫です。
    ネコブセンチュウは根に侵入して養分を吸収しますが、分泌物で根にコブが出来るそうです。
    センチュウが根の中にいるうちはネコブセンチュウの薬は効きません。ネコブセンチュウのつきにくい野菜との輪作によって回避します。
    ハクサイなどの根こぶ病は、センチュウではありません。また、ネコブを作らないネグサレセンチュウというセンチュウもいます。

  7. 吉ちゃん より:

    Unknown
    ポタさん
    ネコブ病とネコブセンチュウとゴチャゴチャになってしまいました。ネコブセンチュウは大根だとか人参などにも線虫がつくんでしょうか? ネコブセンチュウがつきにくい野菜はどんな野菜ですか?また暑さ寒さに関係なく成長するんですか? 私のような家庭菜園
    で楽しんでいるものは今まであまり気にしていなかったですがポタさんの記事を見てまた改めて野菜作りって難しいと思いました。

  8. ポタ より:

    吉ちゃん さま
    ほとんどの植物につくんじゃないですか。ニンジンもコブだらけになったことがあります。
    つきにくいものは今度調べてみます。