鎮圧(ちんあつ)という作業

シェアする

Pocket


 種をまき終わったら土を軽く押さえる。これは種と土を密着させるためだ。ニンジンのように土が乾くと発芽が悪いものは、まいたあとに踏みつけることもあるが、ほとんどの種は軽く手のひらで押さえるくらいでよい。この作業を鎮圧という。

 鎮圧が終わったらジョロで散水する。種をまいたり植え付けたりするときは雨が降った翌日が適している。だから散水は必要ないようだが、これも種と土を密着させる目的でもある。野菜の種類によっては散水すると良くないものもあるので注意する。ダイコンは又根になりやすくなるそうだからやめたほうが良い。

 ちなみに、私は、コンテナでは種まき後に散水するが、菜園に種をまいたときには、散水したことがない。周りの菜園ではせっせと空きペットボトルで水を運んでいるが、私が畑に水をまくのは果菜類などを植え付けた直後だけだ。自然任せのものぐさ農法だからだ。

 種まき後は、何をまいたか忘れないように絵袋の隅を切って土に挿しておく。こんな小さな紙切れでは飛んでいってしまいそうだが、発芽してしまえばまいたものが何だったか見れば分かるので、せいぜい1週間ももてばいいのだ。ただし、まいた品種の控えはメモしておく。

コメント

  1. かりん より:

    Unknown
    『ものぐさ農法』って・・・素敵な響きですね♪ (^-^〃)
    絵袋の隅を切って挿しておくのは、良いアイデアですね♪
    何を蒔いたのか分からなくなって・・・
    せっせと『草』を育ててた事、あるんです。( ̄∇ ̄*)ゞ(笑)

  2. ポタ より:

    かりん さま
    私のアイデア少しでもお役に立ててよかったです。ラベルを作るのが面倒なだけですけど。袋は全部使わずに上のほうの端切れだけです。あとは記録用にとっておくのです。
    近所には庭に大きな雑草を生やしてある家があります。最初は不精な人だと思ってましたが、ほかの雑草は綺麗にとってあるところを見ると、きっと園芸植物と間違えているのでしょうね。似たような人はたくさんいますから、気を落とさないでください(笑)