八珍柿(はっちんがき)の干し柿

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 親類から手作りの干し柿をいただいた。品種は八珍柿(はっちんがき)だそうだ。

 八珍柿は平核無(ひらたねなし)の別称。山形県で栽培されていた平核無のルーツをたどったところ、新潟県に原木があるのが突き止められ、越後七不思議の次に珍しいということで八珍柿と命名され、天然記念物に指定されている。

 八珍柿は種無しの渋柿だ。だから、さわし柿にしたり、干し柿に加工する。
とくに、さわし柿は、柿の中でも果汁が多く、肉質がやわらかく、日持ちがすると定評がある。しかし、産地で、もっとも甘いと宣伝している糖度については、ほかの柿と比べてみると、さほど高くはないようだ。ちなみに、佐渡の特産「おけさ柿」も同じ平核無の産地ブランド名だ。

 いただいた干し柿は、いちどさわしてから皮をむいて干したそうだ。そのためか、見かけは硬めの「枯露柿(ころがき)」のようだが、食べてみると「あんぽ柿」のようにやわらかく仕上がっていた。

コメント

  1. notti より:


    柿は大好きですので興味を持って読みました。
    干し柿もです。買うとなるとお高いですね。
    産地化されて名前がつけられたのですね。
    「さわす」の意味が分かりません。
    分かりました。今辞典引いたら出ていました。

  2. ポタ より:

    notti さま
    私も柿が大好きです。干し柿も大好きです。高いとは思いますが、剥く手間と干す手間を考えると安いのかもしれませんね。
    大きな柿もほんの一握りになってしまいますから、甘味や栄養が凝縮されているような気がします。

  3. 吉ちゃん より:

    Unknown
    柿が大好きなんです。この八珍柿も美味しそうですね。柿にも沢山の品種があるんですね。
    画像を見るとあんぽ柿のように見えますね。
    一度この柿を食べてみたいです。

  4. 小鳥沢 より:

    美味しい柿
    八珍柿・・・美味しそうですね。
    「さわし柿」の意味が分からず調べましたら、焼酎で渋を抜くことだったのですね。
    福島県郡山市に住んでいました頃、ミシラズ柿を焼酎で渋抜きをして食べました。
    勉強させていただきました。

  5. 菜園ブログ より:

    八珍柿
     植物の命名は面白いですね、ルーツに遡ることも可能なわけですね、勉強になりました。
     写真で拝見したところ、ぽってりとしていて、美味しそうですね。

  6. ポタ より:

    吉ちゃん さま
    おいしい干し柿でした!
    柿が大好きな吉ちゃんにも食べさせてあげたかったです。

  7. ポタ より:

    小鳥沢 さま
    会津実不知は昨年1箱買ってきて食べました。焼酎でさわして箱詰めしたものです。○○日まで開封するなと書いてありました。
    昔のことですが、田舎に住んでいたときにお風呂の残り湯に一晩つけてさわしていたのを覚えています。ちょっと考えると汚らしい感じがしますけど。

  8. ポタ より:

    sasagawa さま
    この柿の場合は、比較的歴史が浅かったから語源が分かったのでしょうね。植物名の語源にはいくつも説があって、どれもそれらしい言われですね。
    この干し柿は、皮がやや硬くて、肉が柔らかく美味しくいただきました。

  9. もいもい より:

    干し柿
    今年は作りませんでしたが、ここ何年か干し柿を作っています。でも、写真のように柔らかくは出来ません。品種も違うんでしょうが、上手に仕上げるのは難しいですね。

  10. ポタ より:

    もいもい さま
    自分で作るとカチカチになってしまいます。さわしてから干した方がいいのでしょうか。さわしかげんも難しそうですね。