こえびちゃん

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 デパ地下の野菜売り場で「こえびちゃん」を買ってきた。「こえびちゃん」は、えびいもの小芋の商品名だ。

 「えびいも(海老芋)」はサトイモの一種を特殊な栽培方法で作ったもの。海老のように長く曲がった姿から、そのような名前がついた京野菜だ。肉質が硬く煮崩れしないので煮物に適している。八坂神社の裏手にある平野屋の「芋棒」は有名だ。「芋棒」は、えびいもと水に戻した棒だらを炊き込んだ料理だ。店に入ると目立つ場所に大きな海老芋が飾ってある。

 きぬかつぎ(衣被ぎ)は、大辞林によると「きぬかずき」の転じたものという。もは女房詞だということだ。
 「きぬかつぎ」は、里芋の子芋をさす場合もあるが、里芋の子芋を皮のままゆでたり、蒸したりしたもので、温かいうちに皮をむき、塩をつけて食べることをいう、と書いてある。

 こえびちゃんも、そんな食べ方ができるのかもしれないが、サトイモの小芋のように皮を指で摘むと、つるっと中身が飛び出るようなことはなさそうだから、いわゆる「きぬかつぎ」のイメージとは違うようだ。

 さて、この「こえびちゃん」、今日は煮物にしてみようとおもう。

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コメント

  1. もいもい より:

    里芋の品種
    実はエビ芋はこの間まで自分の所で売っていて、あれは「たけのこいも」の別名くらいにしか思っていませんでしたが、全然別の品種なんですね。勉強不足です。
    トホホ…   
    今年はどの種類の里芋を植えようか悩んでいます。

  2. 菜園ブログ より:

    えびいも
     たまたまこのお写真を拝見している時に、台所で家内がえびいもを煮ていました。秋に麻袋一杯の里芋・えびいもを頂き庭の隅に埋めておいたのを、掘り出して食べています。今日掘り当てたのはえびいものほうでした。
     駅に出たので、書店で雑誌「やさい畑」を見付け、ポタさんがお書きになった、やさいの栽培スケジュール表を拝見しました。「初心の頃にこれがあれば便利だったのに」と思いました、今時は至れり尽せりですね。

  3. ポタ より:

    もいもい さま
    形はちょっと似ていますね。
    私はぬめりがある種類の方が好きです。とくに味噌汁の具にするのが大好きです。

  4. ポタ より:

    sasagawa さま
    麻袋1杯では急いで食べないと春までに食べきれないですね。
    雑誌は、あまり専門用語を使いすぎないように書かなければならない上に、コメントを書くスペースが少ないので苦労します。いつも中途半端な説明しかできていないような気がします。次号は支柱立てについて担当しますが、イラストを使うので、ちょっと楽かもしれません。5ページ分あります。

  5. Yu より:

    Unknown
    ポタさん
    こえびちゃんのお味は如何でしたか。
    里芋大好きです。和歌山で農園をしている知人に毎年秋に色々な種類の里芋を送っていただくのですがその時に衣かつぎ用の小芋が入っています。毎年その時だけ衣かつぎを食べています。デパ地下にはあまり行く機会がないのですが珍しいお野菜が色々とそろっているのですね。楽しそう。

  6. 吉ちゃん より:

    Unknown
    八坂神社って何処にあるんでしょうか?
    平野屋の棒だらを炊き込んだ“芋棒”美味しそうですね。一度行って食べてみたいです。
    今年も山梨農園で里芋を栽培する予定ですが京いまの種があったら少し作りたいな。

  7. ポタ より:

    Yu さま
    まだ食べないでいます。
    デパ地下でも新宿の小田急は珍しいものをいち早く入れるので面白いです。新宿に出たときには必ず寄って見ます。

  8. ポタ より:

    吉ちゃん
    京都です。祇園の。
    種芋は、種苗店で販売していると思いますよ。野菜売り場の子芋は付け根が刃物で切ってあるので植えても腐ってしまうでしょうね。