ポタケ流「種のまき方」

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 画像は発芽したばかりのセルリアック。セルリアックはセリ科の野菜。セルリ似だが食用部が根部なので根セルリともいう。日本では長野県以外あまり栽培されていないらしい。比較的珍しい野菜だ。

 セルリアックなど、セリ科の野菜は発芽までに2~3週間かかるものがある。その上、好光性種子だから覆土は薄くしなくてはならない。そこで私はこんな工夫をしている。


 
 種をまき終わったら、薄く覆土をして(しない時もあるが)からタオルや不織布でできた布巾などをかける。そして、洗濯ばさみで布が飛ばないように止める。水やりは布の上から蓮口で。ときどき布を持ち上げて発芽を確認する。こうすれば、細かい種子でも水やりで流れてしまうことも防げる。

ポタケは土が乾くとスコップの刃も立たないほど硬くなるので小さな種の発芽は難しい。そこで、本来は直まきするのだが今回はセルトレーにまいてみた。セルリ同様に種子が小さいので、ついまきすぎてしまったが、もう少し大きくしてから間引きし、ポタケに移植するつもりだ。形はカブのように丸みを帯びていて「また根」の心配もないと思うので移植栽培も可能だろう。

 じつは、このセルリアック、姿は都内デパ地下の野菜売り場などで見たことはあるが、食したことも栽培したこともない。栽培期間がセルリのように長いので収穫は秋になるが、いまから収穫を楽しみにしている。セルリアックはセルリより香りが少なく食べやすいという。ことによると、セルリ好きにはちょっと物足りないかも知れない。

 生育状態は今後も引き続きブログに載せるつもりだ。