オカヒジキ

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 オカヒジキはアカザ科の1年草。全国の日当たりの良い海岸の砂浜や砂礫地に生える。また、塩分のある土地でも生育する。県によっては絶滅危惧植物に指定されている。

 最近は、畑でも栽培し、スーパーなどの野菜売り場にも並ぶことが多くなった。食用にする場合は、若い葉と茎の部分を摘みとって利用する。サラダ、おひたし、酢の物、和え物、刺身のつまなどにして食べる。

 栽培は容易。病害虫がほとんど着かないようだ。暑さにも強く、この猛暑の中でも逞しく成長している。

 ちなみに、オカヒジキは海草のヒジキに姿が似ていることから。海草のミルにも似ているのでミルナとも呼ばれる。