ゼニアオイ

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 畑の近くのあぜ道にゼニアオイが咲いていた。

 ゼニアオイは漢字で書くと、銭葵。中国の古書に、花が中国の銭に似ていると書かれてあったことから、そう呼ばれるようになったということだ。渡来は江戸時代。

 草花として栽培されるが、最近は空き地や路傍にも自生する逸脱植物。帰化植物として載せている本もある。ゼニアオイ(コモンマロウ・モルチアナ)はマロー(ウスベニアオイ・コモンマロウ)の変種という。

 ゼニアオイをハーブとして利用するのは花。生か乾燥した花にお湯を注いで蒸らすと、マロウティーができあがる。また、花粘液には緩下や鎮咳作用があるそうだ。

 ちなみに、葵の御紋の葵は、ウマノスズクサ科の草本。ゼニアオイはアオイ科だからまったく別の種類だ。

コメント

  1. 菜園ブログ より:

    ゼニアオイ
     花は目立つ色をしていますが、葉や茎はやはりオクラに似ていますね。 どんな実が生るのでしょうか。

  2. ゼニアオイはつよい
    近所や道端でゼニアオイをよく見かけます。
    種まきしなくても毎年自然に発芽するんでしょうか、つよいみたいです。

  3. ポタ より:

    sasagawa さま
    実はかさかさの乾いた実です。オクラとは全く違います。

  4. ポタ より:

    ぎゅうちゃん
    種がどこからか飛んできて自然に生えますね。畑には毎年増えています。