食用ヘチマ ナーベラー

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 ヘチマというと、年を召した方の中には、タワシを思い出す人も多いと思う。収穫したあと、根元で茎を切り1升瓶(今時の言い方では2リットルのペットボトル)に差し込んでおくと、瓶からあふれるくらいたくさんの化粧水ができる。

 このヘチマ。沖縄ではナーベラーといって食用にする。チャンプルーにしたり、味噌煮にするそうだ。そこで、その味を堪能したいと思い、不耕起畑にヘチマを作ることにした。品種は食用のヘチマだが、普通のヘチマとどこが違うのかは不明だ。

 ヘチマは病害虫に強いから、手入れが簡単。ものぐさ農法の私にとってはうってつけの野菜だ。こんな野菜がたくさんあればいいと思う。

 ヘチマはウリ科の植物。元々は糸瓜(いとうり)といったらしい。それが女房言葉で「とうり」と呼ばれるようになった。「しゃくし」を「しゃもじ」、「ほれる」を「ほのじ」というように略す言い方だ。
 「とうり」の「と」は、イロハニホヘトチリヌルの「へ」と「チ」の間にある。だから、「ヘチ間」、「ヘチマ」と呼ばれるようになった。嘘のようなホントの話だ。

 早く蒔いたヘチマは本葉3枚になった。今日植え付ける予定だ。果たしてどんな味の料理が出来るか、いまから楽しみだ。

コメント

  1. ゆり より:

    Unknown
    普通のへちまも食べていいんですよね?
    食用へちまおいしいといいですね♪

  2. ポタ より:

    ゆり さま
    ずっと前の話ですが、生徒にカンボジアの避難民がいて、ヘチマが美味しいといってよく持ち帰りました。東南アジアでも食べるんですね。
    ただし、大きくなりすぎると歯が丈夫な人でもかみ切れないでしょうね(笑)

  3. お風呂でヘチマ
    ここ数年自作のヘチマをお風呂で愛用しています。
    おかげでツラの皮が厚くなりました。

  4. ポタ より:

    ぎゅうちゃん
    面までヘチマで?いまはプラスチック製品万能ですね。ヘチマを使えばエコでいいんですけど。食べて、塗って、洗ってと3度も楽しめます。日除けにもなるし。

  5. 吉ちゃん より:

    Unknown
    ヘチマの語源、冗談を言っている様な語源なんですね。ヘチマはタワシを作る種類のものだと思っていましたが食用のヘチマもあるんですか? 知りませんでした。

  6. ポタ より:

    吉ちゃん
    繊維が少ないそうですよ。もっとも、繊維がいっぱいあっては口の中がタワシだらけになってしまいますね。

  7. 菜園ブログ より:

    ヘとチの間
     ずいぶん凝った名前ですね。収穫を待ちわびている間に考えたのでしょうね。
     最近はうちの農園で、変った物を植えている人が増えました。
     隣の方は手先が器用で、10cm足らずの小さな瓢箪を専門に作っています。用途は小さな雛人形を作るのだそうです。 私も「唐辛子入れ」を約束しています。

  8. ポタ より:

    sasagawa さま
    カラスノエンドウとスズメのエンドウの中間ぐらいの大きさだということで、カスマグサ(カラスのカとスズメのスの間という意味)というのもありますよ。
    今年は仕事中心ですから、変わったものはつくっていませんが、食用ホオズキとペピーノをコンテナに植え付けました。それから、チョロギも。