シロイチモンジマダラメイガ

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 収穫したエダマメに、シロイチモンジマダラメイガの幼虫?が入っていた。この害虫は関東以西に発生する。エダマメやダイズ以外も食害するが、ダイズにいちばん多く発生するらしい。幸い今回は3平米のエダマメに1匹だけしか見つからなかったが、大発生すると大きな被害を受ける代表的な害虫だ。

 防除法は農薬散布による。ただし、若い実を食用とするエダマメだから、散布して良い農薬の種類と散布回数、収穫前の散布日数などをしっかり守る必要がある。散布は開花期から鞘が小さいときが効果的だ。

 害虫はゼロにすることは不可能だから、ある程度の発生はやむを得ないという考えで栽培した方がいい。農薬を使っても発生をゼロにすることは困難だから、いちばん効果の上がる時期と適切な農薬の種類を選ぶことだ。農薬は、卵やサナギには効きにくい。また、幼齢幼虫は固まっていることが多いから、散布も効果的に行える。そんな、害虫の生態も知ることが必要だ。

 また、殺虫剤ならばどんな害虫にでも効くと思ったら間違いだ。アブラムシにはアブラムシの、アオムシにはアオムシ専用の農薬がある。効きが悪いから濃くしたという話を聞くこともあるが、飲み薬と同じで濃度を濃くしたから良く効くというものでもない。そんなことをすると残留農薬の危険性も増す。やはり、指示通りに希釈して適正な濃度を守るべきだ。

 家庭菜園用の農薬は、最近小袋に分包されたものもあり、便利になってきた。しかし、液剤や乳剤は、2000倍液を1リットルもつくれば足りてしまうことが多いのに、いちばん小さなものでも100ml入りだから困る。かといって、スプレー容器に入った農薬も使いづらい。ノズルが短いから農薬をかぶってしまうことも多いし、葉の裏にかけづらい。値段の割にはすぐになくなってしまう。その上、適用害虫の種類も少ない。

 こんなわけで、私は害虫用の農薬はできるだけ使わないようにしている。そうすることによって、害虫の天敵(画像はアブラムシの天敵クサカゲロウの卵)も結構増えてくるものだ。


《クサカゲロウの卵 優曇華(うどんげ)》

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コメント

  1. もいもい より:

    クサカゲロウの卵
    これがクサカゲロウの卵なんですか?似たものを処分したような気がします。大事な益虫の卵なんですね。
    白一文字斑メイガ(名画×)とは書かないんでしょうか?カタカナ文字も読みにくいですね。

  2. ポタ より:

    もいもいさま
    こんど見たときは大切にしてくださいね。
    シロイチモンジマダラメイガを漢字で書くと白一文字斑螟蛾だと思います。漢字検定でも勉強してないと読めないかも知れませんね。

  3. 吉ちゃん より:

    Unknown
    私の畑の茶枝豆も莢の中の実が大分膨らんできていますがこのシロイチモンジマダラメイガの攻撃を受けているかまだその気配が見られていません。と言うより気が付かないかも知れません。野菜作りは虫アリ、土壌障害あり、鳥害有、色々な障害があるもんですね。
    明日穴だらけのなすの葉の画像を載せますがこれも虫害ですが見ていただきどうしたら良いかアドバイスいただけませんか。よろしくお願い致します。

  4. 菜園ブログ より:

    クサカゲロウの卵
     クサカゲロウの卵の写真は良く撮れていますね。
     イネ科の葉裏に付き易いのでしょうか? 多分見過ごしていたでしょう。これからは注意しましょう。
     昨日は トマト育苗についてのご丁寧なご返事有り難う御座居ました。言われてみますと、この冬の温度管理パターンは例年に比べて低い温度でした。目的は苗の徒長防止でしたが、結果的に思わぬ実験をしたことになります。来年は、もう一度温度曲線を分析しなおして、意図的にやってみます。

  5. ポタ より:

    吉ちゃん
    誰が作ってもうまく作れればいいんでしょうが、毎年作っている者でもなかなか思うように出来ないものですね。気象条件によっても左右されるというのがいちばんの問題でしょうか。

  6. ポタ より:

    sasagawaさま
    昔は電灯の笠などにもついていましたね。いまは家屋の気密性が増して虫など家には入ってこられませんから、優曇華なんて見られなくなりました。
    来年のトマト育苗楽しみですね。加温育苗でない限りは自然に夜温が低くなります。果菜類は、本葉が出始めた頃から花芽ができはじめますから、幼苗期の管理が大切です。