画像はバンカープランツおよび風よけとして、畑の周囲に蒔いてあるソルゴー。この畑で野菜を作り始めたときに蒔いたものが実を付け始めた。
家庭菜園をやっていて困ることがひとつある。それはマルチング。マルチングというとプラスチックのフィルムを連想すると思う。しかし、夏場に植物の根元に敷く「敷きわら」や「敷き草」もマルチングだ。冬は地温が低い時期なのでフィルムで対応できるが、都会では地温の高い時期に使う敷きわらや敷き草が手に入らない。園芸店では「プラスチック製の敷きわら」も売っているが、使い勝手がよくない。稻わらも売っているが、値段が高いし、農薬に汚染されているかも知れないと思おうと買う気にはなれない。
そこで、私は冬は小麦やライ麦を、夏はソルゴーを作ることにした。
30㎡の畑には、秋に北側と西側に小麦やライ麦をまく。それらは、6月には稔って桿が黄色くなるから刈り取って果菜類の敷きわらにする。麦わらは稻わらと違って腐りにくいから、敷きわらには非常に適している。
200㎡ほどの畑には北側と東側にソルゴーが蒔いてある。背が低い種類といっても、小麦よりはずっと丈が大きくなるから、少し刈り取るだけで敷きわらとしては十分な量だ。
ソルゴーは、このあと根元で刈り取る。そうすると、また、脇芽が伸びてくる。刈り取った桿は、畑の通路に置いたり、堆肥にしたりする予定だ。
コメント
ソルゴー
ぎゅうちゃんからソルゴーは紫陽花の咲く頃に種蒔きをするいいよと教えられて、何カ所かに蒔きましたが、どれも生育が悪いです。寒冷地向きの作物では無いのかも知れませんね。種は大量にあるので来年も挑戦したいです。
Unknown
手伝っている農家でもこのソルゴーをナス畑の横に植えてありますが害虫避けにかなり効果があるようです。終わったら緑肥としても使えるし一挙両得という感じです。そのソルゴーはこんな実がなるんですか。
早朝山梨農園に行ってトーモロコシの収穫に行って来ました。ざあざあ降りになって数分間の収穫時間で戻ってきてしまいました。雨具も帽子も持っていかず(雨が降るとは思わなかったので)手拭を頭にかけて急いでひきあげた・・・。泣きっ面に蜂という山梨農園のトーモロコシの話は明日に載せますので出来栄えなど見てください。
もいもい さま
7月に蒔いたものもいま30㎝ほどになりました。初期の生育は遅めですね。
吉 ちゃん
手ぬぐいでほっかぶりして、雨の中でトウモロコシを収穫している吉ちゃんの姿が目に浮かびます。泥棒と間違えられなくてよかったですね(笑)
Unknown
風よけとマルチ、一石二鳥ですね。
乾燥とか寒さを防ぐのに敷き藁をするといいとよく書いてありますが、ついつい省いてしまっています。
わざわざ買うのもね。
うちの場合、藁を敷くとなめくじが住みつきそうだし。
ゆり さま
食べられると思うので、一石三鳥かも。
ナメクジはいやですね。
コーヒーをまくと死にますが、わざわざコーヒーを入れるのもね。農薬を使わないで退治する、もっと手軽な方法がないものでしょうか。
すごい
ボタ様 こんばんわ
なんとすごい、畑作でしょう。
私は自分の畑仕事が恥ずかしくなります。
野菜のため、畑の土壌のために、いろいろと手を尽くされているのですね。
その、労力と知恵を惜しみなく取りいれ、育てていらっしゃるのですから、野菜が答えないわけがありませんね。
勉強になります。と言いつつ、まねできないでいる自分がいます。
ソルゴー
暑さにかまけてご無沙汰していました。
ソルゴーには立派な実が付くんですね、 この実は食べられそうですが如何ですか? また、同じ所に播いても連作障害は起こらないのでしょうか?
ソルゴーは2m
うちのソルゴーは2m以上になりやはり花が咲いています。
種用に少し残して1回目の刈り取り、キャベツ、レタスの畝で乾燥防止に使っています。
素敵な写真ですね。
ますます雑穀が好きになりそうです。
JAの緑化木センターで鉢植えの物を見ましたが、もう枯れそうでした。
いつも家庭菜園とは関係ないコメントで申し訳ありません。
ぎゅう ちゃん
私のソルゴーは低生ソルゴーですから、背丈ほどです。今日は実を生けて絵を描きました。
ほっとほっぺ さま
実の一粒一粒をよく見ると、いろんな色合いで綺麗ですね。今日はこのキビをおおきな花瓶に生けて、大きな紙に水彩絵の具で絵を描きました。
実も収穫して食べてみようと思います。
ソルガム(ソルゴー)
ポタさん
色々研究なさって素晴らしいですね。
ソルガムは種を蒔いておくとこちら寒冷地ですが
発芽しますか?
風除けにもなりますと後土の肥料にもなりますね
後次ぎの年も発芽するのですね?
土の改良を痛切に感じています。
ミレイ さま
何か参考になることがあると、やらずにはいられないいやな性分です。新発売なんかもすぐに買いたくなります(笑)
sasagawa さま
絵の先輩で戦時中に食べたことがあるという人がいました。私は箒になった、実がついていないものしか見たことがありませんでした。熟したら食べてみようと思います。
イネ科ですから連作は可能かと思います。
hana さま
切り戻せば、株元から脇芽が伸びるようですが、毎年、種からの栽培になります。詳しくは分かりませんが、暑い時期に栽培する植物ですからトウモロコシと同じ時期に栽培可能だと思います。
種代が高くついてしまうかも知れませんが、デントコーンなんかでもバンカープランツになりそうですね。ただし、ソルゴーよりも葉の密度が低いので、防風効果などは劣りそうです。
私の蒔いたトウモロコシには、虫を求めて、たくさんのアマガエルが来ていました。