インゲン

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 このインゲンは平鞘の蔓あり種。6月9日に蒔いたトウモロコシの雄穂が出始めた頃に、トウモロコシの根元に蒔いたものだ。トウモロコシは収穫が終わったが、桿はそのままにしてあるから、インゲンの蔓がその桿に巻きついて伸びている。

 マメ科の植物は窒素肥料を自給できるから、トウモロコシの吸肥力が強くても問題なく成長できる。何より、支柱をいちいち立てなくても良いのが、ものぐさの私にはピッタリだ。豆の収穫が終わったら、トウモロコシごと片付ければよいのも私は気に入っている。

 今年は猛暑を超えて酷暑だった。畑はカラカラに乾いていたが無灌水でとおした。さすがにサトイモは葉の縁が枯れ込んだりもしたが、あとの野菜はマルチの効果もあったのか、大した被害も受けずに収穫できた。ナスも背丈ほどに伸びて、今でも毎日収穫が続いている。そんな中でインゲンを蒔いたので、発芽も心配したが、トウモロコシの葉の陰にも助けられて、うまく発芽した。通常ならば鳥害もあるはずだが、これもトウモロコシの陰になったため見つからずにすんだ。私は、この方法がすっかり気に入ってしまったので、秋作の葉物作りにも応用できないかと、いま思いを巡らせている。

コメント

  1. トウモロコシが支柱
    トウモロコシを支柱にするのは、手間がはぶけていいですね。うちもトウモロコシをあちこち種を播いたので、きうりがトウモロコシに登っています。
    本家のトウモロコシは甚だしい歯抜けでした。

  2. ポタ より:

    ぎゅう ちゃん
    キュウリの支柱ですか。ちょっと重めですね。トウモロコシを生えたまま何本かずつ束ねてやると風にも強くなりますね。
    トウモロコシの歯抜けは良いですが、私は自分が歯抜けにならないように気をつけています(笑)

  3. 小鳥沢 より:

    ご無沙汰しました
    トウモロコシの収穫後支柱にして、インゲンを育てるのですか・・・
    工夫した栽培方法ですね。感心しました。
    モンシロチョウの可愛いこと・・・
    ミニトマトがどんどん伸びて、驚きました。
    上から下がってきました。
    毎日トマトに実を採るのが楽しみです。

  4. ゆり より:

    Unknown
    うちの暑い時期に蒔いたインゲンはうまく育っていません。
    もう一度蒔こうかと思っています♪

  5. hana より:

    インゲン
    ポタさん
    我家は今年はインゲンの出来が悪く
    差ほど食べないうちになくなってしまいました
    花の白が可愛いのですよね
    暑すぎも影響が大きかったと思います。毎年は
    お分けできるほどでしたのに残念でした。
    これから楽しみですね。

  6. notti より:

    Unknown
    ツルアリインゲンを蒔きましたが一時に生ってしまい今はほとんど採れません。冷凍しました。暖かい所では時期をずらせて蒔けるのですからいいですね。とうきびも息子の所に送って後は知り合いにおすそ分けして刈り取るばかりです。とうきびを手にして何か作れるのでしたら楽しみがあるのですが・・・。

  7. ポタ より:

    小鳥沢 さま
    モンシロチョウは可愛いけど、アオムシのお母さんです(笑)
    ミニトマトは下の方の側枝を伸ばして、2本立てにしてもいいですね

  8. ポタ より:

    ゆり さま
    1年に3回もとれるので三度豆ともいいますね。芽が出ないから三度蒔き直す意味ではありません。

  9. ポタ より:

    hana さま
    暑すぎということも考えられますね。
    豆の花は蝶の形をしていて可愛いですね。つい写真を撮ってしまいます。

  10. ポタ より:

    notti さま
    手ではないですが、戦後砂糖がないときに近所で集まってトウモロコシの茎の汁を煮詰めているのを見たことがあります。サトウキビ代わりです。囓ってみると甘味がありますよ。

  11. Yu より:

    Unknown
    ポタさん
    工夫を凝らした栽培法ですね。
    支柱を共有したり鳥害を防いだり。
    工夫の成果があったときには楽しいのでしょうね。

  12. 吉ちゃん より:

    Unknown
    トウモロコシの幹を上手く利用されてますね。
    このインゲンは
    いつ頃まで収穫が出来るんでしょうか? この頃に収穫できるというインゲンは栽培したことがないので興味があります。

  13. ポタ より:

    Yu さま
    前回はインゲンを蒔くのが遅すぎてものになりませんでした。今回は何とかうまくいきそうです。
    以前ブログに載せた、トウモロコシの袋かけですが、日本の商社が中国で農業を始め、そこで使用しているということが昨日の夜テレビで放映(ガイアの夜明け)されていました。同じことを考える人がいるんですね。

  14. ポタ より:

    吉 ちゃん
    うまくいけば10月はじめ頃まででしょうか。
    その前に台風でトウモロコシが倒されなければ良いのですが。

  15. さすがのアイデア
    これはものぐさではなく、経験がなす巧みの技です。
    尊敬します。

  16. もいもい より:

    Unknown
    昨年はトマトの支柱代わりに使いましたが、あるところで持久力が無くなるのかばたんと倒れてしまいました。インゲンなら大丈夫でしょうか?それよりも台風の方が心配ですね。

  17. ポタ より:

    ほっとほっぺ さま
    ところが、この方法には欠点もあります。トウモロコシがいつまでも枯れないでいればよいのですが、なかにはアワノメイガの侵入で枯れてしまうものもあります。これでは途中で折れてしまい支柱の役を果たしません。

  18. ポタ より:

    もいもい さま
    もいもいさんのおっしゃるとおり、中にはアワノメイガの侵入で茎が折れてしまったものもあります。そこで、台風にも耐えられるように新たに支柱も立てました。いいアイデアだと思ったのですが……(トホホ)。