ムベ(別名常磐アケビ)と柚の実を水彩色鉛筆で描いた。
ムベは常緑の植物。アケビの語源は、アケミ(開け実)ともいわれる。ムベはアケビのように実が裂けないが、アケビと同じアケビ科だ。可食。茎や根は、アケビ同様に利尿効果があるという。
柚は中国原産らしいが、はっきりしたことは分からないそうだ。実が小さ目のハナユ(花柚:はなゆ)も一般には柚と呼ばれる。
桃栗三年柿八年、柚は九年で成り下がるという諺がある(柚の大馬鹿十三年というのも聞いたことがある)。また、これに続けて、梨の大馬鹿十八年というのもある。他にも、梅や琵琶など、地方によっていろいろな果物が出てくるので調べてみると面白い。
この諺は、種を蒔いてから実がなり始めるまでの年数で、物事を成し遂げるのは年月がかかるということを説いた諺だ。そかし、いまは接ぎ木をするので、実がつくまでの年数はずっと短縮されている。
《奥多摩の柚の里にて撮影》
コメント
Unknown
大きな柚子の木ですね。
柚子も香りがいいですね♪
ゆり さま
昨日はダイコンを収穫しましたので、葉を細かく切って塩もみし、針柚を添えて食べました。柚の香りは最高でした。
柚子
お上手なムベと柚子の水彩色鉛筆で感心しました。写真とは異なった味わいがありますね。我が家でもなぜか今年はスダチが豊作でした。
otoupon さま
恐れ入ります。色鉛筆がいいんでしょう。
スダチは暖かい地方の果樹ですよね。今年は夏が暑かったからかも知れませんね。
ゆず
柚子の感じがよく出ている絵ですね、ムベとの比較でみるとよく判ります。
影と背景も面白いですね。
sasagawa さま
ご覧いただき、ありがとうございます。
背景にはもう少し何かを足そうと思うのですが、適当なものが見つかりません。当分このまま眺めているつもりです。
Unknown
明日ゆずの収穫です。いろいろ味わいます。
めだか さま
家に果物の木があると楽しいですね。小さな庭では果物は植えられなくて残念です。
めだかさんの家の庭は大きいんでしょうね。