ウルイを食した。
上はそのまま栽培したもの。下は軟白したもの。
このウルイの和名はオオバギボウシ。
葉柄を茹でたり煮たりして食べる。
アクはほとんどなく、ヌルリとした食感は日本人好みだ。
そのまま光に当てて栽培すると、上の写真のように葉が緑になり硬くなってしまう。
そこで、水田の畦畔が崩れないように使う畦板(あぜいた)で株のまわりを囲い、籾殻を中に詰めておいた。
雪国では土寄せをして軟白するということを聞いたが、それと比べると手間がかからないよい方法だと思う。
今日はウルイをお浸しにした。
上野の鰹節屋さんで買った本節の削り節と醤油をかけて食べた。
ウルイの栽培は簡単。
苗は園芸店やホームセンターで購入できる。
腐葉土などを混ぜた土に植えれば、肥料などはほとんど必要ない。
日陰が好きな植物なので、畑では夏の間は遮光している。
庭に植えるなら、東側や北側の日当たりが悪いところの方がよい。
宿根植物だから毎年芽が出てくるし、2,3年経つと地下茎が伸びて株が増えてくる。
水色の花は食べられるし、綺麗だから観賞するのにもよい。