ナメクジ捕獲器・ナメキャッチャー

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ナメクジを退治するためには駆除剤を使用する。
中でもメタアルデヒド剤はナメクジには毒だが人畜無害の薬剤。
しかし、水に濡れると効力が失われる。また、野菜にかからないように散布する必要がある。

nametora.jpg

そこで、考えたのが写真の自作捕獲器・ナメトラだ。
これは、たまたま家にあったジュースの空きペットボトルを利用したもの。
今回は900ミリリットルの容器を利用したが、もっと小さなものでもよい。

制作手順
1 カッターを使って容器の横に窓を作る。
 ナメクジは下から這い上がるので、底に近い方に穴を空けた方がよい。
 ※ペットボトルは横向きに使うと倒れにくい。
2 窓の穴は全部切りとらずに、上の部分を残す。
3 横と下の部分に切り込みを入れたら外側に折り曲げる。
 写真は見やすいように折り返しを大きくしているが、3センチほどの隙間があれば十分。
 狭くするのは、雨水やかん水で誘引剤が濡れてしまうのを防ぐためだ。

これで完成。
1個作るのに10分もかからない。

出来上がったら、この中にナメクジ誘引殺虫剤(製品名:ナメキール、ナメトックスなど)を入れる。
量は3グラムもあれば十分。
この容器をプランターの近くや野菜畑に設置する。

ただし、ナメクジが庭や畑にどのくらい生息しているのかは不明だから、たくさんかかったからといって被害がなくなるとは限らない。
何日かおいてみて、新しく捕獲できる数が極端に減ってきたら効果が上がっているとみるのが妥当だろう。
ナメクジは、3メートルほど先から嗅覚で餌に寄ってくるらしい。
このことから、私は2メートル間隔にこの装置を設置している。
捕獲状況をアップしようと思ったが、あまり気持ちの良いものではないので今回は控えた。
庭においた試作器第一号は予想外の豊漁!だったとだけ記しておこう。