房どりトマト

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最近目にする房どりトマトを作ってみた。
ヨーロッパの品種の中には房どりに向いた品種があり、農家ではそんな品種を栽培しているようだ。
そこで、今回は一般の人でも入手できる中玉品種(ミディトマト)をつかって房どりを試してみた。

fusadori.jpg

これが収穫したトマトだ。

みかど交配の鈴姫(ミディトマト)やサカタ交配のキャロル7(ミニトマト)でも房どりも可能だが、農家ではオランダなどの外国の種子を使って房どりしているようだ。
房どりする理由は、ミディやミニは収穫に手間がかかるため。
房どりならいちどにまとめて収穫できる。

ところで、この中玉トマト(ミディトマト)は房どり用でない普通の品種。
そのトマトが房どりできたのは、エスレルという植物ホルモン様物質を使ったからだ。

※植物ホルモン様物質と植物ホルモンの違いは、植物ホルモン様物質は人工的に作られたものであり、植物ホルモンは天然に存在するもの。トマトの落果を防止するためにつかうトマトトーン(商品名)も、正確にいえば植物ホルモン様物質ということになる。

さて、手順はつぎのとおりだ。
1 たくさん実が着いているときは、大体同じ時期に花が咲いたものを残して他の果実を摘みとる。
2 果実が白熟期になったらエスレルを散布する。
※トマトの果実は、赤く色づく前に白っぽくなるが、その時期を白熟期という。
これで、作業は終了。あとは全体が赤くなるのを待つだけだ。

エスレルは300から500倍に薄める。
そして、1果房に5ミリリットル(5CC)を1回だけ、霧吹きで噴霧する。
このことは薬品を買うと説明書に書いてあるので、決まりを厳守すること。
これは農薬を使用するときと同じだ。
エスレルはトマト以外に果樹などでも使われるので、ネットなどで探せば簡単に手に入る。

なお、今回は露地栽培だったので、雨がかかって実が割れないように果房に袋掛けをした。
熟したトマトは、水がかかると割れやすくなるからだ。

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