ラッカセイ ピーナッツ 南京豆

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 ラッカセイはご存じマメ科の植物。本来、ラッカセイや加工用のサツマイモ、ジャガイモなどは作物に分類されるが、最近は家庭菜園でもつくられることから野菜のノウハウ本にも載っていることが普通になった。

 エンドウなども、煮豆などにして食べるダイズやインゲンなどは作物、未熟なダイズは枝豆やサヤインゲンは野菜に分類される。そのように考えると、塩ゆでなどにして食べるラッカセイは野菜、完熟したラッカセイは作物ということになる。しかし、これは学問上のこと。専門書以外では、とくに問題にすることもないだろう。

 ラッカセイはトマトの下に植えるとよい。タッカセイの水分吸収によって土が乾き、トマトが甘くなるし、草も生えにくくなる。トマトは根が深く張るので、一緒に植えても養分の競合がないばかりか、根粒菌の働きや共生菌の働きでトマトの生育がよくなる。

 ところで、ラッカセイのサヤの表面にある凸凹の凸部分は維管束だ。この維管束を通ってサヤ全体に養分が運搬されている。その凸部分を強調して描いてみた。

コメント

  1. あやけい より:

    落花生
    大人になって初めて落花生の塩茹でを食べました。
    近隣の市が名産地なのですが、いつも炒ったものや砂糖をからめたものを食べていました。
    おいしくて止まらなくなるんですが、カロリーを考えるとこわいですね。
    落花生をコンパニオンプランツとして植えるというのは聞いたことがありますが、連作障害はどうなんでしょうか?
    落花生を撤去した後に、キヌヤサやスナップエンドウを植えることは出来るんですか?
    マメ科とナス科が大好きなので輪作計画には悩まされます。
    野菜として栽培される前は自然の状態で完熟し、種が落ちて翌年も育っていたでしょうに。
    その頃は連作障害なんてなかったんでしょうか?
    人間が甘やかしたということでしょうか?

  2. ポタ より:

    あやけい さま
    味噌ピーも止まりませんね。
    私の田舎もピーナッツの産地です。
    ことによるとあやけいさんは私の田舎の近くかも。
    マメ科同士は連作害がありますから、続けてつくるのはやめた方が良さそうです。
    自然のときは、いろいろな植物と一緒に生えていましたから、土の中にも多種多様な生き物がいたので、有害になる微生物が大量に増えることはなかったんです。1種類だけの植物だと、有害な微生物が大発生する可能性があるので連作できなくなります。

  3. otoupon より:

    落花生
    落花生の雰囲気が良く表された素敵な絵ですね。私は猿年のせいか落花生が好きで毎日5鞘程食べていますが自分で栽培した物を一度食べてみたいと思うのですが未だ実現をしていません(汗)

  4. ポタ より:

    otoupon さま
    ありがとうございます。
    申年でしたか。
    私はヘビ年ですから、何もかも丸呑みです。。
    もっとゆっくり食べるようにと。いつも家ではしかられています(笑)

  5. 稲葉忠次 より:

    タッカセイ
    別のブログを見ていたら、「タッカセイ」という聞いたことのない植物名が出てきました。
    探したらこの記事にhitしましたので、読んだところ
    Inputミスのようですが、真実を教えて下さい。
    私も家庭菜園で有機野菜を作っています。味噌ピーナッツは手前味噌との組み合わせで我が家の得意料理です

  6. ポタ より:

    稲葉忠次 さま
    お察しの通りインプットミスです。
    私も千葉八街の味噌ピー大好きです。