パパイアの花 その2

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〈雌花〉

 これはパパイアの雌花だ。いちばんはじめに咲いた花はすでに3センチほどの大きさの実に生長した。この花のほかにも数個の雌花が咲き始めた。パパイアには雄株と雌株があるが、この種類は、雄花と雌花の両方が着く雌雄両性株。背丈もあまり大きくならない矮性種なので扱いやすい。

 しかし、問題は収穫時期。パパイアは受精してから4~5か月経たないと熟さない。だから、短く見積もっても収獲が12月になってしまう。パパイアの生育温度は15~20℃まで。これでは、熟した果実は望み薄だ。
 
 幸い、パパイアは青い果実も食べられる。新宿の某百貨店地下野菜売り場では、いつも未熟なパパイアが売られている。仕方がないので野菜として利用することにしよう。

 なお、雄花の画像はここ〈雄花〉をクリックすると見られる。