サクラ前線 ゴリラの食事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


 サクラはどうかと思って、久しぶりに上野に行ってみた。しかし、先日、開花宣言はあったものの、まだ一分咲きにもなっていなかった。今日、明日は15℃前後まで気温が上昇するという予報なので、来週中頃には満開になりそうだ。

 上野のサクラはソメイヨシノ。気象庁が開花宣言につかっているサクラもソメイヨシノだ。ソメイヨシノには種ができない。その理由は花粉がないからだ。たまに実が着くことがあるが、この種は他の花粉がついたためにできた雑種の種だ。だから、この種を播いてもソメイヨシノはできない。

 種ができないから、苗は接ぎ木で殖やす。全国にソメイヨシノが植えられているが、接ぎ木で殖やしたものだから、みんな同じ染色体のいわゆる「クローン」だ。クローンだから、どのソメイヨシノも気温と開花との関係は同じだ。そこで、気温の上昇にしたがって、南から北に咲いていく。これがおなじみの「サクラの開花前線」だ。サクラにはヤマザクラをはじめ、園芸種のサトザクラナなど200以上の品種や種類があるが、「サクラ前線」のサクラはソメイヨシノのことをさす。

 サクラがまだ咲いていなかったので、久しぶりに動物園に行ってみた。北海道の旭山動物園は、動物らしさを間近で見られるということで賑わっているそうだ。最近は、上野でも動物が間近で見られるようにいろいろ工夫されるようになってはいるが、今回見た限りでは旭山動物園のようにおもしろい趣向はなさそうだ。

 昼食は、動物園のレストランで食べた。動物園で動物の肉が入ったものではと思い、中村屋の野菜カレーを頼んだ。味は老舗の商品だからまあまあだが、量はお子様向けといったところ。あっという間に食べ終わってしまったが、動物園だから量も子供向けなのかと諦める。それにしても値段は大人並みだった。

 ショーウインドウの中には、パンダ顔の蒲鉾が入った「動物園ラーメン」や「ゴリラの食事」というのもあった。次回訪れたときには、カレーはやめて「ゴリラの食事」にしてみよう。ゴリラのだったら、もう少し量が多いかも知れない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. ミレイ より:

    ご無沙汰をいたしました
    たけおさん、お久しぶりです。
    ソメイヨシノの桜、わが町の川岸の土手の桜も同じです。
    桜前線というのは、ソメイヨシノの開花を挿すとは知りませんでした。
    武雄さんは相変わらず、博識ですね。
    ゴジラの食事といるメニューがあるなんて、思わず笑ってしまいます。
    確かに量は多いかもしれませんね。(笑)