ニンジンのまた根(又根・岐根)と曲根

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 生育が悪かったのでそのままにしてあったニンジンを片づけた。

 最初の画像は間引きしなかったニンジン。隣のニンジンと絡まってこんな形に曲がってしまっている。つぎの画像はまたね。以前は「叉根」とか「又根」書いた。しかし、新聞やNHKなどでも又も使わないので、いまは「また根」という。私の学生時代には「岐根」と教わった。

 若い世代の人達は知らないと思うが、私が育った時代は尺貫法からメートル法に変わった時期だった。そこで、両方の単位を覚えたり、換算する計算も習ったものだ。
 
 畑の畝幅は90㎝という表記が多いが、これは尺貫法から来ている。
 1間は6尺(しゃく)。メートル法では約1.8mでだから1尺は約30㎝になる。畝幅90㎝は尺貫法の3尺からきている。私の畑では畝幅は1mに統一しているから、肥料計算も簡単だが、畝幅90㎝だと即座に計算しにくい。トウモロコシやダイコンの種まきの間隔も30㎝、漬け菜類のすじまきも15㎝幅という単位が出てくるが、これも尺貫法の名残だろう。ちなみに、1尺は10寸だから、1寸は約3㎝。1寸法師は身の丈3㎝になる。
 ちょっと古い農書には、尺貫法とは違い「鍬幅(くわはば)」などという単位も出てくるから、これまた厄介だ。

 「また根」の話からそれてしまったが、この他に曲根(きょっこん)がある。2本が絡んでいるニンジンも曲根の1種だが、根の先端に小さな石ころなど硬いものがあるとそれを避けて根が曲がるので「曲根」になる。

また根。

また根。

間引きが遅れたために絡まり合ったニンジン。

間引きが遅れたために絡まり合ったニンジン。

コメント

  1. ぎゅうちゃん より:

    また根、曲根とそれぞれに名前がついているんですね。
    うちも今年は形の悪いのがけっこうでました。8本足(タコ根?)、5本足も。

  2. ポタ より:

    ぎゅうちゃん さま

    タコ根ですか!
    未熟堆肥か化成肥料が原因でしょうか。

    サツマイモは、窒素肥料過多でイモが出来ず根ばかりになりますね。
    そのようなのを「タコ足」といいますけど。