畑の防風ネットにこんなものを見つけた。これはトックリバチが作ったもの。
口にくわえて運んできた土で壁を塗り、時間をかけて作り上げたものなのだろう。徳利の口が開いているところを見ると、もう幼虫は去ったあとだ。
トックリバチは、イモムシなどの幼虫を捕まえて毒針を刺して麻痺させ、この徳利に詰め込む。そして、同時にこの中に卵を産むのだ。要するに、この徳利は子育て用の揺りかごだ。徳利を作る蜂は何種類かあるらしい。この徳利がどんな種類の蜂の作品かは分からないが、実に形よく作られているのに感心する。
トックリバチは畑の味方。こんな虫が畑にたくさん増えて欲しいものだ。
コメント
徳利
上手に出来ていますね.こんな所にも巣を作るんですね
益虫としても刺されれば結構痛んでしょうね.
Unknown
見た事ありませんのでまた一つ物知りになりました。
あの小さい蜂が上手く形を作るものですね。
これからはきょろきょろ関心持ってみてみます。
Unknown
これを焼けばとっくり(おちょこ?)が出来そうですね。
飛騨で見かけた事はありません。気がつかないだけかも知れません。
かわせみ さま
家の壁などにもよく作っていますね。
アシナガバチやスズメバチのように、いたずらしても蜂の方から襲ってくることはないです。刺すのかどうかも分かりません。
notti さま
そちらにもきっといると思います。
こんどはここから出てくるところを見たいです。
もいもい さま
直径は1㎝ちょっとの大きさですから、もいもいさん用の徳利には無理ですね。下戸でもこれじゃあ酔えません。
徳利
素晴らしい作品ですね。
トックリ蜂の作品とは!ビックリです。
私も陶芸をやっていたことあるので、
ただただ感心するばかりです。
しかも益虫だとの事で、ホンと、増えて欲しいですね。
この小さなトックリ、沢山並べると可愛いでしょうね。
nao さま
トックリ、ビックリですか。面白いですね。
種類によっては違う形のトックリもあるようです。また、見つけたら載せますね。
徳利
どこの陶工の作品か? と思いました。
説明文によりますと、この中で子育てをするとのこと、雨水の侵入を防ぐ為に、入口の角度と 上の庇の大きさと形状がうまく設計されているのでしょうね、大したものです。
sasagawa さま
誰に教わるでもなくこんなものができるなんて、DNAって凄いですね。