イチゴとペチュニアの相性

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 コンテナのイチゴが花盛りだ。白い花のイチゴ、ピンクの花のイチゴも咲いている。

 イチゴの本来の旬は5月上旬から6月上旬だが、最近は年中店先に並んでいるのでいつが旬か分からなくなってしまった。

 ひとは珍しいものをほしがる。だから、普通栽培ではとれないときに出荷すると高く売れる。いわゆる端境期に出荷するのだ。イチゴの場合、苗を低温に合わせて花芽を早く作ったり、施設をつかって電照や暖房することで生育を促進したりして露地栽培ではとれない時期に収穫する。

 野菜の種類によっては、キュウリのように、普通栽培のほかに、晩熟栽培、抑制栽培、促成栽培、半促成栽培、早熟栽培、といった作型を組み合わせによって周年栽培可能な野菜もある。野菜の早出し栽培は江戸時代にも盛んにおこなわれ、幕府が禁止令を出すほどだったというから、昔から日本人は季節はずれのものを好んだようだ。

 いまは、旬にとれたものが美味しいといっても本当にそうかどうかがわかりにくい。とくに、イチゴなどはハウスで出来たものも甘くて美味しい。栽培技術が進歩したからだろう。しかし、糖度はいいとしても、そこに含まれる硝酸態窒素などの成分や農薬の残留の問題となると話は別だ。

 イチゴは虫媒花だ。だから、施設栽培では外界とフィルムなどで遮断されているだけでなく、栽培が冬なので昆虫がいない。そこで、ミツバチやマルハナバチを施設内に放して授粉をさせる。露地栽培でも、都会や昆虫が少ない場所では授粉がうまくおこなわれず、うまく実を結ばなかったり奇形になったりする。

 それを防ぐには、ミツバチなどの昆虫が好んで訪花する植物を一緒に植えるとよい。といっても、一緒に植える植物が大きく茂って日陰をつくったり、肥料分をたくさん吸ってしまったり、栽培環境の好みが違っていたり、花の咲く時期がずれていたりしては役に立たない。そんな意味から、イチゴにはペチュニアが良いようだ。ペチュニア(サフィニアもペチュニアにつけた種苗メーカーの商標)には多くの品種がある。品種は、横にはう匍匐性でなく上に伸びる立性の方がイチゴの邪魔をしないでよい。

 ペチュニアは種が小さく育苗が面倒だから、市販のポット苗を買ってきて植えるといい。いまなら一鉢100円以下で買える。

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コメント

  1. 菜園ブログ より:

    イチゴとペチュニア
    テントウムシのコメント有難う御座いました。イチゴとペチュニアは面白いコンパニオンプランツですね、このアイデアは応用出来そうです。