紅白ローゼル収穫

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ローゼルの収穫をはじめた。
ローゼルはアオイ科フヨウ属の植物。
若い葉は野菜として、花も食用になり、皮の繊維は紙などにもなる。
今回収穫したのは実。
だが目的は、実のまわりについた萼と苞だが、生食、ジャム、塩漬け、酒に浸けてリキュール、熱湯を注いでハイビスカスティーなどに用いられる。また、種は炒ってコーヒーの代用にする。
萼と苞は剥がしてから乾燥すると長く保存できる。

ローゼルには交雑種など100種を超える種類があるらしい。
今回栽培したのは赤と白の2品種だが、品種名は不明。
昨年栽培したものは開花が遅く(晩生品種?)霜で全滅してしまったが、今年はブログ友達のぎゅーちゃんにいただいたタネをまいたもの。
今回いただいた品種は夏の終わり頃から花が咲き始めた(四季咲きといわれている品種?)ため、すでにたくさんの実が着いている。

先日訪れた喫茶店のメニューには、ハイビスカスとローズヒップをブレンドしたティーが載っていた。この2つハーブは相性がいいという。

ハイビスカスティーは、クエン酸、ビタミンC、カリウム、鉄分などを豊富に含んでいる健康飲料。疲れをとり、利尿効果があるという。
赤い萼のものは熱湯を注ぐと綺麗なピンクなる。茶さじ1杯のハチミツを加えるとクエン酸の酸味とハチミツの甘味がマッチしてとても美味しい。
白のローゼルは初めての栽培なので、どんな色のティーになるかが楽しみだ。

いまは花も咲き終わり、実が充実する時期。
霜が降りる前に収穫してしまおうと、ポタケに行くたびにせっせと摘みとっている。

収穫した赤と白の実。白は薄い緑色。

収穫した赤と白の実。白は薄い緑色。

萼と苞を剥がしたもの。これを天日で乾燥させると、売っているハイビスカスティーになる。

萼と苞を剥がしたもの。これを天日で乾燥させると、売っているハイビスカスティーになる。

コメント

  1. ローゼルひとつにこれだけの知識があるんですね、感心しました。勉強になります。
    毎年栽培しているものの、何もしらべず、ジャムをつくって食べて満足しています。
    緑のローゼルだけをジャムにすると、黒いジャムができます。よくないので赤いローゼルと混ぜています。

  2. ポタ より:

    ぎゅうちゃん

    緑が黒くなるとは。
    ハロウィン向きのジャムができそうですね。
    作ってみます。