ツルムラサキ

シェアする

Pocket


 
 ツルムラサキの実が熟した。

 この実を潰すと紫色の汁がでる。手につくとなかなか落ちないが、あまりよい染料にはならないようだ。名前の由来も、蔓になるムラサキから。ツルムラサキ科の植物で、暑さには強いが耐寒性が弱いので冬は枯れる。病害虫もほとんど発生しないので、家庭菜園向きの野菜。青茎と赤茎がある。赤茎は鑑賞用に栽培されることが多い。こぼれ種から容易に発芽するので、春になると畑のあちこちに出てくる。

 葉や芽の先のやわらかい部分を摘んで使用。お浸し、炒めもの、天ぷらなどに向く。ビタミン豊富な葉菜だ。

コメント

  1. 毎年発芽
    ツルムラサキは毎年こぼれ種から発芽する、強い植物です。
    夏場はナスやきうりが豊富に獲れるのでツルムラサキは放置しています。ビタミン豊富なら食べもいいですね。

  2. ポタ より:

    ぎゅうちゃん
    私は土臭さが苦手ですから、栽培しても食べたことがありません。料理法を工夫すれば栄養価が高いので、体にはいいのでしょうね。