ジョウビタキがやってきた。ジョウビタキはスズメ目ツグミ科の渡り鳥だ。冬になると、中国の西部からサハリンから日本やインドに渡てくるので冬鳥という。あいにくこの時は105ミリマクロレンズしか持っていなかったので、少しずつ近づきながら何枚か撮った。そのうちの1枚がこのジョウビタキの雄の写真だ。
私の姿を見て、ジョウビタキは気にはしているようだったが、近づいてもなかなか逃げようとせず、カタカタっと嘴を鳴らしながら首をかしげてこちらを見ている。その後も、私を追いかけるように行く先々に飛んできた。
ジョウビタキが日本にやってくるのは冬だから、繁殖期ではない。この時期のジョウビタキは縄張り意識が強いそうだ。餌は小昆虫と木の実、ムラサキシキブ、ツルウメモドキ、ヒサカキなどの実を食べる。
ジョウビタキのヒタキは、「火たき」が語源とか。火打石をたたく音、つまり火たきの音から来ているという。きっとカッカッっという音が火打ちの音にかさなったのだろう。ヒタキはそれでいいとして、それではジョウはどんな意味なのだろう。
植物でも動物でも、語源をたどるといろいろと面白い説があって楽しい。
コメント
ヒタキの意味
ヒタキにはそんな意味があったのですね。
最近は見てませんが、ルリビタキが来ることもあります。
ジョウビタキも結構来ます。
可愛い鶏、おおっと鳥の誤変換!、ですね。
良く撮れましたね
石灰の貴重なコメント有難うございました。
ジョウビタキやメジロ、シジュウカラなどが来ますがチョコチョコと動いてピントが合いません。
近づくと逃げるし、木の枝が邪魔になるし。
畑の下の川にはカワセミも棲みついています。
もいもい さま
人を人と思っていないようですね。警戒心がないようです。
うちの庭にも時々来ます。今はシジュウカラとメジロ、ヒヨドリが毎日来ています。ヒヨドリは花の蕾を食い散らかしていきます。
ぎゅうちゃん
カワセミは綺麗ですね。近くの公園にいたのですが、ヘラブナつりのおっさんたちが、進入禁止のカワセミテリトリーまで入り込むのでいなくなってしまいました。残念です!
カワセミも街場に住む鳥になってしまいましたね。
ヒタキ
あまり鳥には詳しくありませんがこの鳥は全国区のようですね。
目にしたことありませんが知らないだけかもしれません。
ヒタキの意味が良く分かりました。
野鳥撮って見たいですが動きが早くて根気がありません。
ジョウビタキ
望遠で良く撮れていますね。小鳥や虫は小さくてその上に動くので困ります。
ヒタキの音は冬の寒さを連想させますが、あの音はよほど嘴の硬度が高いのでしょうね。「ジョウ」はどこからきたのでしょう?
notti さま
私もだめですが、たまたま傍にいたのでシャッターを切りました。デジカメですから部分伸ばししてあります。
sasagawa さま
そのうちジョウの出所も調べてみます。分からないことがあると落ち着かない性分だものですから。
Unknown
私の近くではこのジョウビタキは見かけませんと言うより気に掛けていないので見えないのかもしれません。鳥でも、植物にしてもその名前の語源ってなるほどと思うことが多いですね。
吉ちゃん さま
植物の語源はよく調べますが、いろいろな説があるだけで、何が本当なのか分からないですね。いつも、だろうで終わってしまいます。
Unknown
ジョウビタキ、赤くてかわいい鳥ですよね。
数年前、窓ガラスをコツコツ叩く鳥がいて可愛くて一生懸命図鑑で探しました。
その時に初めて名前がわかりました。
車のミラ-とか自分が写る物にコツコツやっていました。最近は来なくなっちゃいました。寂しいな。
ブルーデージー さま
ジョウビタキは縄張り意識が強いらしいですね。
縄張りに勝手に入ってきて怒られたんじゃないですか。ブルーデージーさんに。