<
《マウスオンで摘葉後画像》
画像はコンテナ栽培の芽キャベツだ。この芽キャベツ、植えた時期が遅すぎたためか、またはコンテナ栽培だからか、思ったように丈が伸びない。でも、脇芽が見え出したので、1株だけ下葉を切り落としてみた。これで順調に玉が出来始めるとよいのだが。
芽キャベツは、キャベツの兄弟だ。キャベツの兄弟はほかにもいる。カリフラワー、ブロッコリー、ケール、ハボタンもみんな兄弟だ。長男はケール君。葉が巻かないキャベツだ。後は誰が先に生まれたかは分からないが、葉が巻くようになったのがキャベツ君。脇芽が巻く芽キャベツ君、蕾の塊ができるブロッコリー君、蕾になる前のカード(ヨーグルトのような固まりをカードといいます)ができるブロッコリー君。それぞれ見かけは違うが、性格は似ている。
ちなみに、ハボタンちゃんは江戸時代に日本に入ってきたケールが食用としては普及せず、観賞用に改良されたもの。英語でFlowering cabbage(花キャベツ)といわれている。冬の花壇の人気者だ。
さいきんの家庭菜園では、花の下(鼻の下ではない)の長い「茎ブロッコリー(スティックセニョール)」などという弟も人気者になりつつある。栽培期間が短く、年中栽培できるからだ。
そうそう、もう一人いた。「球茎かんらん」こと「コールラビ」。茎の元のほうが膨らんで丸くなるキャベツだ。コールラビには、緑色のものと赤みがかった種類があり、サラダなどに利用される。
われら兄弟、冷涼な気候を好む、秋から冬が旬の植物だ。
コメント
Unknown
“めキャベツ”の芽が見られるようになりましたね。
私の所のは畑で植えているせいなのか? もう少し伸びていますがそれはポタさんよりすこし早めに定植したせいだと思います。キャベツの歴史面白いですね。
葉牡丹も食べられたら鑑賞しながら1枚ずつでもサラダの中に入れて食べる楽しむ事が出来たら一挙両得になるんでしょうが・・・・。
吉ちゃん さま
ハボタンが食べられたら、冬の花壇は丸坊主になりそうですね(笑)
ちょっと齧ってみたら、硬くて食べられそうもなかったですよ。だから冬の寒さでも大丈夫なんですね。
キャベツの兄弟
昨日美術館でブリューゲルの静物画を見て来ました、商売柄?野菜の絵をよく見ました。17cフランドルの写実で葉野菜を丁寧に書いていましたが、キャベツの類いではケールの葉があるだけでした。今日のご説明に照合すると、あの頃はまだケールの段階で、球キャベツや芽キャベツまで進んでいなかったのですね。
sasagawa さま
結球するキャベツ(玉菜とかカンランとも言いましたね)が日本に入ってきたのは比較的新しくて江戸末期らしいですね。生で食べだしたのは、トンカツに添えるようになってからといいます。昔は結球していないキャベツが主流だったんでしょうね。
私は、都内に出た時には、商売柄、デパ地下の野菜売り場に必ず行きます。
キャベツ
キャベツは毎年作って下ります。
割合失敗しないで収穫できますが芯を虫に食べられると
それこそ芽キャベツ状態ですね。
葉牡丹も植えた事ありますが越冬した物などはどんどん
大きくなって味噌汁の実になりそうでした。(笑い)
色々野菜の勉強になります。
芽キャベツは良くできない
芽キャベツの栽培は普通のキャベツと同じような管理をすれぼ、このように芽ができるのでしょうか。
うちでも何回か挑戦していますが、ほとんど収穫に至りません。
notti さま
キャベツがミニキャベツになるということは、芽キャベツは、超ミニキャベツになりますね。それはそれで使い道があるかも(笑)
ハボタンは最近いろいろな作り方をしていますね。踊り葉牡丹なんか自分で作ると面白そうですね。
ぎゅうちゃん
同じようにできるはずです。どうしたんでしょう。脇芽が出来始めた時に葉を切り取っていますか?