ヒイラギの花

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 いつも散歩する住宅街の小道にヒイラギが数本植わっている。葉が小さいところを見ると姫ヒイラギという種類なのだろうか。ヒイラギの花も初冬に咲く花だ。ヒイラギはモクセイ科だから、さぞかし香りがいいだろうと思って鼻を近づけてみたが、まったく香りがなかった。

 ヒイラギは節分にいわしの頭とともに門口に飾られる。いわしはその生臭い臭いを、ヒイラギは葉の棘を、鬼が嫌がるそうだ。あんな恐ろしい形相の鬼がこんな小さなヒイラギの葉の棘を恐れるなんて不思議なことだ。

 ヒイラギも老木になると葉の棘がなくなり、だんだん丸くなる。頑固親父が歳とともにだんだん穏やかになるのと同じだ。

コメント

  1. ゆり より:

    Unknown
    柊もいろいろ種類があるみたいですね。
    うちは2種類鉢植えにしていたのですが、1つ枯らしてしまいました。
    枯らした方は赤い実がつくようでした。
    残っている方は花も実もつかない。(笑)

  2. みいみん より:

    ひいらぎ
    私も鉢植えの柊を育てていますがそろそろ花の季節なのですね。白い花が咲きますが匂いはほんのりと金木犀のような香りです。
    「赤い実」を楽しみに買ったものなのですけれど実は黒っぽい青でした(^^;)
    葉の刺、なくなってきたなぁと思っていました。年をとったのですね、、、。

  3. ポタ より:

    ゆり さま
    赤い実の着くヒイラギはセイヨウヒイラギだと思います。ヒイラギはモクセイ科ですが、セイヨウヒイラギはモチノキ科ですから、まったく違う植物です。しかし、葉が似ているのでヒイラギという名がついているようです。

  4. ポタ より:

    みいみん さま
    ゆりさんにも書きましたが、黒い実のが本当のヒイラギです。
    私も棘がなくなってきたといいたいところですが、いつも短気で怒りっぽいと家人に言われます。言われて、また怒ります(笑)

  5. 菜園ブログ より:

    ヒイラギ
    また質問で恐縮ですが、植木屋さんが、通称ヒイラギは「オヒイラギ」で、これは「メヒイラギ」だと言って植えた2m以上の背丈の木が庭に4本もあります。花も実も着かず、ただ目隠しだけの常緑樹です。葉がゴワゴワしていて丈夫そうで、周りがギザギザで触ると痛いので「ヒイラギ」と言う名が付いているのだろうと思っていましたが?

  6. ポタ より:

    sasagawa さま
    ヒイラギは雌雄異株、つまり雄株と雌株があります。ですから、庭に植えられたのは雄のヒイラギ、「オヒイラギ」だったのでしょう。植木屋さんの言ったのは反対だと思います。
    柊(ひいらぎ)の「柊ぐ」は「痛む」という意味だそうです。葉の棘を触ると痛いことからきているのでしょうね。

  7. Unknown
    ヒイラギに鰯の頭を刺してみたいと思いつつ、未だに実現していません。
    でも、猫が来そうですよね(笑)
    花が咲くとは知りませんでした。
    キンモクセイに似ていると思ったら「モクセイ科」だったんですね。また、勉強になりました~。

  8. ポタ より:

    ブルーデージー さま
    私も未だです。玄関周りが臭くなりそうで……。
    マクロで見ると、また違ったものが見えてきて面白いです。