庭の素芯ロウバイの花が咲き出した。最近は落葉も遅く、1月にならないと全部散らない。近くの公園にもロウバイがたくさん植えられているが、咲くのは春先だ。それと比べると、我が家のロウバイはかなり早咲きということになる。理由はロウバイの品種ではなく、庭が南側にあり、北風が殆ど当たらないからかもしれない。それに、今年のの暖冬の影響もある。冬だというのに、庭には未だ霜が1回も降りていないのだ。
夕べも雨。今朝はその雨も上がって晴れてくるらしいが、本来関東の雨や雪は春先に降るもの。大陸の高気圧が弱まり、太平洋の暖かい高気圧が日本列島に近づいてくる時期、つまりその境に出来る前線が日本に近づく時期が春先ということだ。そこで、今年の12月は雨が多いということは大陸の高気圧の勢力が弱いということになる。
暖冬だと暖かくていいと思うが、いいことばかりではない。野菜の生育がすすみ過ぎてこれから品薄になり、冬野菜が高くなるのも問題だ。今年は家庭菜園のダイコンや葉ものも豊作だとか。我が家の正月用のコマツナもすくすくと育っている。何回かに分けてまいたのでなんとか正月にも食べられるが、いっぱつ勝負で作付けたひとは、巨大化したコマツナに戸惑っていることだろう。
コメント
ロウバイ
ロウバイのロウはロウソクの蝋を書くんですね。
バイは梅の字を書くのにバラ科ではないのが意外です。
飛騨地方はやっと平年並みの日が増えましたが、雪が少なく有り難いのですが、ちょっと狼狽気味です。
ロウバイ
大晦日の日に、植木屋さんが一枝のロウバイを持って来てくれます。植木屋さんのロウバイも北側には建物があります。今年もほのかな香のする一枝を待っています。
もいもい さま
寒いのはいやですが、やはり冬は寒い方が冬らしいくていいですね。
ロウバイの花は、花びらが梅の花のような形をしているからでしょう。ウメモドキはモチノキ科ですけど、梅がついていますね。
sasagawa さま
ロウバイの香りはいいですね。鎌倉にロウバイの古木があるお寺があります。その住職さんが、「ロウバイの花から香水を取るために、化粧品会社の人がときどき花をもらいに訪れています」とおっしゃっていました。ロウバイは、香水にも出来そうないい香りですね。
ロウバイが咲き出すと、散歩の人が家の前に立ち止まって香りを楽しんでいるようです。
暖冬で早咲き
12月に咲くとはえらくまた早いですね。
平年だと2月の頃でしたか。
他に花のない時期に咲いてくれるので、うれしい庭木です。
我が家では早春に花が見たくて、トサミズキとマンサクを去年植えました。
帰ってつぼみでもあるか観察してみます。
ぎゅうちゃん
毎年12月末には咲き始めるのですが、今年は一段と早いです。
トサミズキは蕾が分かりにくいと思いますが、マンサクはコブシを握ったような蕾が出来ていると思います。春早く咲く花は黄色い花が多いですね。黄色はハナアブが好きな色らしいです。
ロウバイ
ロウバイ出会った事がありませんので咲いていると香りで分かりますね。
きっと花屋さんに切花で置いている事もあるので気をつけて見ます。
こちらでは木々は蕾硬く春を待っております。
ジャクナゲは寒さが厳しい時は葉を丸めていますが
気温が高い日は少し葉を広げるそうです。
notti さま
こちらでは真冬でもサザンカやカンツバキが咲いていますから、花が絶えることはありません。でも、やっぱり数は少ないです。
シャクナゲの葉の反応も面白いですね。オオイヌノフグリの花は夕方になるとしぼんで雄しべが雌しべにつくそうです。昼間虫が受粉してくれない時に自家受粉するためです。植物って不思議な力を持っていますね。ことによると、動物より植物の方がうわてかもしれません。
Unknown
ポタさん
蝋梅の花は こちらではあまり見かけることは
ありません。植物園などで一度小さな蕾の蝋梅を
見かけました。薄い黄色のウメの形をした花ですね。
あまり香りを感じませんでしたがきっとこれから
だったのでしょうね。
hana さま
調べた人によると私の町にも何本もないそうです。珍しい植物ではないのですが。
近くの公園には2,30本のロウバイがあって、春になるとよい香りを漂わせます。我が家のロウバイは蕾のうちからヒヨドリがついばんでしまいます。
Unknown
花全体が黄色に咲く素心蝋梅ですね。
私の女房がお茶を教えていますので茶花として貴重な花であり、その優雅な風情が茶席では喜ばれるよと言っています。今年は暖冬で早く咲きそうですね。
吉ちゃん さま
そうです。素芯蝋梅です。色もいいですが香りが好きです。
奥様はお茶のお師匠様ですか。茶花もいいのですが、習いそびれました。