隣の畑にコガネグモが巣を張っている。
しばらく観察していると、1匹の虫が巣にかかった。素早く近づいたと思うと、尻から糸を出して獲物に巻きつける。いままで、こんな近くで観察したことがなかったので知らなかったが、獲物に巻きつける糸が帯状に出ている。
クモは縦糸には粘性のない糸を、横糸には粘る糸を使って巣を作るそうだ。巣を張る全てのクモが意識して糸の種類を変えているのだろうか。
獲物を糸で包むみ終わると、コガネグモはまた網の中心である定位置に戻ってじっとしている。
ためしに、巣を少し揺らしてみたが、クモは反応しなかった。虫が巣にかかったときの震動と違うのが分かっているのだろう。
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