私の住んでいる近くの駅前に、金の鯱(しゃちほこ)ならぬ、金の鯰(なまず)がある。この市は中川の流域にあるので昔から川魚料理が名物で、専門の料理屋もいくつかあるほどだ。金の鯰は、その象徴として作ったのだろう。このモニュメントが出来上がったばかりのころ、ひげが折られてなくなってしまったという事件もあった。しかし、本物の金ではないことが分かったからだろうか、いまは落ち着いて駅前に鎮座している。
もう1枚の写真は、私の田舎の駅、成東(なるとう)のホーム。ちょっとレトロな感じを出すために遊んでみた。昭和30年代の雰囲気が出せただろうか。
この隣の駅には、落花生の生産では日本一という八街市がある。読み方は、「やちまた」だ。千葉県のなかでも、なぜかこの辺は東北のような訛りがある。「ち」を「つ」、「つ」を「ち」と発音する。そこで、「やつまち」が訛って「やちまた」になったのだろう。
ちなみに、「寿司」は「すす」、「定期」は「てぃーき」、「埴谷(はにや)」を「はんや」と言っていた。でも、さいきんは、なかなかそんな訛りには合えなくなってしまった。
※2月16日に発売される、「やさい畑」春号の綴じ込み付録、「栽培ごよみ」を執筆しました。ご笑覧ください。
コメント
ナマズは地震を
鯱は水を呼ぶといいます。ナマズだから…なんでしょうね。ひげが折り取られたとき揺れませんでした?
蒸気機関車やディーゼル機関車が電車に置き換わったのはいつ頃だったのでしょう?(飛騨は今でも電化されていませんが…)子どもの頃、よく蒸気機関車を見たり乗ったりした記憶があります。
なまずは冬がうまい
子供だった頃、なまずを捕って味噌汁にして食べていました。
白身で特に冬場は油がのって美味しかったですよ。
竹筒を川に沈めて一晩、なまずが棲家とまちがえて入ったところを引き上げます。
もいもい さま
鯰はやはり地震でしょうね。
昭和40年に高山線の汽車で岐阜まで通勤していました。そのあとも、しばらく走っていたのでしょうね。
ぎゅうちゃん
この辺は天ぷらにしますね。料理屋で出てきます。
最近は養殖らしいですよ。
ナマズ
ナマズですか。地震と結びつきますが見た事ないかも
しれません。どんな味がするのでしょうか。
モノクロ写真カラーで撮ってモノクロにしたのですか。
それとも最初からモノクロでですか。
16日発売ですね。楽しみに待ってます。
レトロな写真
駅の写真は携帯ですか? 銀の粒子感を上手に出されましたね。 これでSLでも停車していたらと思います。
Unknown
金の鯰なんてあるんですね。川魚料理店が多いからなんでしょうか? その地域の川で良く鯰が獲れたからなんでしょうか?
notti さま
鯰は白身で淡白な味です。泥で濁ったところにいるわりには、泥臭さもありません。
写真は、カラーで撮ってモノクロにしました。粒子を荒らしてみたり、ちょっとぼかしたりしてあります。
私の名前は内側なので、覗かないと見えません。
sasagawa さま
ありがとうございます。意外に苦労してます。
残念ながらSLを通しても儲からないので、通ることはないでしょう。都内かどこかで走らせていますね。
吉ちゃん
川でとれたから川魚料理屋がたくさんあるのでしょうね。ウナギの蒲焼もありますよ。
金の鯰、まさかふるさと創生資金を当ててはいないと思いますが、誰が作ったのかは知りません。