画像は収穫したジュンサイ。ジュンサイはハゴロモモ(羽衣藻)科の多年生水生植物。冬は葉が枯れる。春になると芽が伸び始めるが、その新芽が寒天状の物質に包まれていて食材になる。過去には全国の池沼に生息していたというジュンサイだが、いまでは限られた地域にしか生息しない。
写真のジュンサイは4年前に雑誌「やさい畑」(家の光)の記事のために栽培したもの。いまでも毎年収穫している。
容器は漬物桶。用土は水田の土を使用したが、園芸用の培養土でもOK。肥料は芽が伸び始める前に発酵油かすの団子や緩効性化学肥料を土中に埋め込んでいる。
しばらくすると、単弁の睡蓮を小さくしたようなカワイイ花が水面に出て咲く。葉と花を眺めるだけでも気持が癒やされる植物だ。