このカメムシはアオクサカメムシの幼虫と思われる。平鞘インゲンの実にとまっていた。
カメムシの仲間は吸汁するが、植物の汁を吸うものと動物の汁を吸うものがある。このカメムシは植物の汁を吸うベジタリアンだ。大発生してマメが枯れてしまうようなことはないと思うが、虫に触れるとコリアンダー(香菜:シェンツァイ)のような臭いを発する。
カメムシ類は不完全変態だから、繭の時代がない。孵化したときから成虫と同じ形をしている。しかし、その模様は異種類かとおもうほど変化する。アオクサカメムシも同様で、成虫になるとこの模様が消えて青草のような緑色のカメムシに変身する。
そこで、もいもいさんのためにアオクサカメムシを漢字で書くと、青草亀虫だと思ったら「青臭亀虫」だった。植物の話をしていると、それは漢字でどう書くのですかとよく聞かれる。しかし、最近は植物名はカタカナ書きだから漢字でといわれても分からないものが多い。虫の名前も同様、蟋蟀(キリギリス・コオロギ)なんて書かれても読める人が少ないかも知れないが、何となく想像できないこともない。そんなことから、植物や動物・昆虫などのなかでも誰でも読めるものは漢字表記も可としてもいいのではないかと思う。
紋白蝶、夜盗虫、根切り虫、瓜葉蜂(瓜蠅)、温室粉虱などなど、漢字で書いた方が意味が分かるものはたくさんあるはずだ。
コメント
これがカメムシ?
たいていの子供達は「クサムシ。クサムシ。」と言っては、臭いをかいでおもしろがりますよね。
正式名「青臭亀虫」を知ってか知らずか、
的を得た流行の省略語です。
平鞘インゲンとモロッコインゲンは同じ物ですか?
庭にはこおろぎの赤ちゃん達がピョンピョン跳ねています。
この頃のコオロギはとても小さくてかわいいですよ。
Unknown
カメムシにも種類によって色も違うし色々なな習性を
持っているんですね。
今日の私のブログでナスの葉をもう少し拡大したものと私の見解を記してありますので見てアドバイスが頂ければと思っています。
Unknown
飛騨ではカメムシを総称して「ヘクソンボ」といっています。「ヘクソムシ」ともいいます。屁糞虫ですね。
畑で悪さをしまくってくれています。
どうしてカタカナ表記が一般的になったんでしょうね。読めない漢字も問題ですが、漢字を使った方が絶対に理解しやすいと思います。
ほっとほっぺさま
亀虫にはいろんな呼び名がありますね。ヘッコキムシとかいうかわいそうな名前でも呼ばれるようです。
平鞘インゲンの呼び名も種苗メーカーでいろいろつけているようです。モロッコインゲンもどこかのメーカーがつけた品種名です。モロッコとは全く関係がないらしいです。
コオロギは野菜の苗を食べてしまう害虫です。大発生することはありませんが、私の畑にもいて、菜心(サイシン)の苗を食べられました。
吉ちゃん
種類はたくさんあるようです。害虫の生き血(体液ですが)を吸う益虫のカメムシもいますよ。
ナスの葉の穴を、これから見に行きます。
もいもいさま
植物名も同じですね。教科書でも図鑑でもカタカナ書きです。漢字で書けば語源が分かるし、覚えやすいものもあるのですが。
当用漢字というのもおかしなものですね。
たとえば師管は当用漢字ですが、もともとは篩管(ふるいかん又はしかん)で植物の葉で出来た同化養分の通り道ですね。その管は途中に篩のような節があるから篩管と言われるのであって、師管では字を見てもどういう意味だか分かりません。これでは覚えにくいですね。道管ももともとは導管で水分や養分を全体に導く管の意味だったはずです。
カメムシ?
ずいぶんときれいな虫ですが、カメムシとは・・。
カメムシはイヤですね。
こちらも、秋になるとたくさん出てきます。
数年前など、家の外壁に真っ黒くなるほど、現れて大変デした。
Unknown
カメムシも種類がいろいろあるんですね。
去年はピーマンにぞろぞろとついていましたが、今年は少ないです。
ミレイさま
幼虫時代には固まっていることがありますね。うっかり触ったりするとずっと臭いが取れなくて困ることがあります。
ゆりさま
去年は私のピーマンにもたくさんいました。
今年は今のところエダマメの鞘の皮を囓られたくらいです。
Unknown
ポタさん
カメムシはみんなベジタリアンかと思っていました。
綺麗なカメムシを見たことはありませんでしたがこんなに綺麗な時代もあるのですね。
Yuさま
動物食専門のカメチャンもいるんですね。サシカメムシという仲間です。
カメムシは綺麗すぎて気持ちが悪いのも多いですね。集団でいるとぞっとします。Yuさんは好きですか。
かめむし
ポタさん
カメムシなどブログをしていないときは興味が
ありませんでしたが現在は進んで撮ります
綺麗な色ですね 珍しい自分は未だ出会いがありません。
hanaさま
臭いさえしなければ綺麗なんですけど。でも、コリアンダーを食べてからは、この臭いがあまり苦にならなくなりました。
畑には、茶色のや、ナガメなどがいます。