シソ科植物の害虫

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エゴマの芽が細い糸で綴られていた。
あけてみると小さなイモムシが1匹。
この害虫はシソ科のハーブや野菜の葉を食害するベニフキノメイガの幼虫だ。

benifuki.jpg

ベニフキノメイガは蛾の仲間。
ハーブのミント類やシソ、エゴマなどの野菜の新芽の部分を糸で綴って葉を食害する。
落ち葉などの中で蛹で越冬し6月頃に羽化・産卵する。
そして、年3から4回発生する。

防除には適用農薬もあるが、家庭菜園では被害部分を摘みとることで可能だ。
芽先が綴られていたら、この害虫発生を疑うようにしたい。

メイガは漢字で螟蛾。
芯喰い虫という意味だ。
ちなみに、ダイコンのシンクイムシは、ハイマダラノメイガ幼虫が正式名だ。