スイゼンジナを植えた。
スイゼンジナは、漢字で水前寺菜。熊本の水前寺で栽培されているのでこのように呼ばれる。キク科の熱帯植物で霜には弱い。
この野菜には別名がある。
一つ目はキンジソウ。漢字では金時草と書く。葉裏が金時のように赤いからだとか。しかし、どうしてキントキソウと読ませないのかが不思議だ。加賀野菜として石川県で栽培されている。
二つ目はハンダマ。漢字では半玉と書くらしいが、どうしてそのように呼ぶのかは分からない。沖縄地方で栽培され沖縄ではこのように呼ばれている。
それぞれの地方で、その地方に昔からあったように栽培され、その地方名が全国に知れ渡っている。こんな野菜は他には見あたらない。
ちなみに、私は、ハンダマとして沖縄の苗を取り寄せた。
ハンダマはビタミンAなどビタミンが豊富。ポリフェノールをたくさん含んでいるので疲れ目やドライアイなどに効くそうだ。中国では薬草として用いられている。もし、購入するときは葉裏の赤が濃いもののほうがポリフェノールの含有量が多いそうだ。茹でたり、炒めたり、天ぷらにしたりして食べる。
ポタケにまた沖縄野菜が増えた。
コメント
ムシに食われる
金時草はムシが大好きなようで、何か防除対策しないと人様の口に入らなかった経験があります。
夏の葉物野菜はムシがつきやすいので、空芯菜やモロヘイヤで代用しています。
ぎゅう ちゃん
アブラムシがつきやすいようですね。私は防虫ネットをトンネル掛けしました。その前に入っていた虫は防げませんけど。
クウシンサイやモロヘイヤはほとんど虫がつきませんね。クウシンサイにはイモコガの幼虫、モロヘイヤにはオンブバッタの被害が多少出たくらいです。
水前寺菜
水前寺菜は始めて聞きました 金時草は聞いたことがありました 半玉は初耳です
面白い野菜ですね
Heyモーの加賀太キュウリは今のところ元気に育ってます
Heyモー さま
加賀野菜、沖縄野菜、京野菜などは有名ですね。江戸野菜も東京の農業祭に展示されていましたが、大分失われつつありますね。