畑にいたショウリョウバッタ。お盆のころよく見られるという事で、精霊（ショウリョウ）飛蝗（バッタ）と呼ばれる。
ショウリョウバッタの雌の大きさは雄の倍ほどもある。雄は飛ぶときにキチキチという音を出すので、俗称はキチキチバッタという。また後ろ足だけを持つと、体を上下に動かすことから、機織りバッタともいわれる。
オンブバッタに似ているが、ショウリョウバッタの方が大きいから見分けがつく。トノサマバッタは自然がたくさん残っているところに棲息するバッタだが、ショウリョウバッタは比較的自然が多く残っているところに棲むバッタだ。オンブバッタは自然の乏しいところにも棲息する。こうしてみると、バッタの種類を観察することでも、自然度を測ることができる。
ところで、私の覚えているのは、俗称キチキチバッタだが、地方によってはチキチキバッタともいうらしい。植物の方言は各地にたくさんあるようだが、昆虫の方言もあるはずだ。昔は地方に行って聞き取り調査をしたり、文書で送ってもらったりして、情報を集めたのだと思う。しかし、いまは、そんな情報を集めるのにも、インターネットは適しているかも知れない。
コメント
精霊飛蝗
最近農園にも飛蝗の姿が多くなりました。ところで方言の調査は大変な手間がかかったものですね。おっしゃる通りインターネットですと簡単で、丹念に開くと人言？まで知る事が出来ますから。
Sasagawa さま
植物の方言辞典も買いたいのですが、買ってどうするのって感じもします。だから、興味だけにとどめています。どこかのサイトでやってくれませんかね。有名サイトでないとなかなか情報も集まらないと思いますが。
ショウリョウバッタ
ショウリョウバッタ。
お盆のころよく見られるという事で、精霊（ショウリョウ）飛蝗（バッタ）と呼ばれるんですか。
初めて、知りました。
ありがとうございました。
siawasekun さま
植物や動物の名前って、語源を知ると面白いですね。
バッタ
うちの畑でも良く見かけます。
バッタって写真にしにくいというか、こんなものなんですかねえ、バッタには失礼かも知れないが。ボタさんは上手くとっていますね。これは茄子の茎ですかねえ。
私もこんど挑戦してみます。
家の方でもキチキチバッタと呼んでいたようなきがします。
こんばんは
ポタさん、いつもコメントありがとうございます。
satoは見に来てもコメントも入れずに失礼していま
す。いつもお写真が上手でほんとに感心しています。
キチキチバッタっていいますよね。
ウチの菜園でも見かけますね～。ハーブの陰から
ピョン！！ってでてきてびっくりしたりします。
かわせみ さま
お褒めいただきありがとうございます。ナスの茎にいました。
私は上を「向いて歩こう」でなく、「下を向いて歩こう」です。いつも何かを探しながら、道端や葉の裏、草の中を見て歩いています。そして、何でも見つけると写真に撮ります。
やはりキチキチバッタですか。
ｓａｔｏ さま
ハーブなんかも食べて癒されているのでしょうか。
私もいつもsatoさんのブログ見ていますよ。コメント入れないことも多いですけど。
最近は写真もいい加減で、銀塩から一眼レフのデジカメに、そしてコンパクトデジカメに成り下がりました。
Unknown
私の畑に精霊バッタが見かけられるようになりましたよ。親の背中に子をおぶっている光景も見かけられます。私の長野の田舎では
チキチキバッタとよんでいました。
吉ちゃん さま
背中に乗っているのは種類が違います。よく似ていますが体が小振りのオンブバッタです。
チキチキでしたか。キチキチを続けていると途中でチキチキになりますから、両方あるのでしょうね。
もっと、いろんな地方からコメントが寄せられると面白いですね。
Unknown
ショウリョウバッタって精霊バッタと書くんですか？
お盆にいい話を教わりました。
ご先祖さまを連れてきてくれるバッタかも知れませんね。
バッタで自然度を知ることができるんですね。確かにバッタを見かけることが少なくなってきましたが、殿様バッタを１匹だけですがみかけました。何だかホッとしました。
ブルーデージー さま
生き物が少なくなりましたね。ここ数年、蛇なんて見ていません。もっとも、余り好きではないので幸いですけど。
Unknown
ショウリョウバッタの別名はキチキチバッタ。
♪キチキチバッター、キチバッター って歌がありますよ。