セイボウとはハチの仲間で、漢字で青蜂と書く。
非常に小さい上に動きが速いのでうまく撮れなかったが、綺麗なのでブログにアップすることにした。といっても、超拡大したので画像がきたないが。
セイボウの仲間は日本国内に28種類いるという。種類は色だけでなく、尻の部分の突起の数でも分かるらしいが、専門家でないのでわからない。だから、「セイボウの仲間」と書いたのも、ことによると間違っているかも知れない。
セイボウの仲間は、ホトトギスやカッコウのように托卵をする。狩りバチは、自分の卵が孵化したときのため、イモムシやクモなどを狩ってきて巣の中に保存する。セイボウたちは、その巣に自分の卵を産みつけるという。中には狩りバチの幼虫を食べて育つものもいるらしい。狩りバチにとってはいい迷惑だ。
昆虫について本を読んでいると色々なことが分かってくる。他の幼虫に卵を産みつける寄生蜂の種類も多い。その寄生蜂に寄生する寄生蜂もいる。寄生蜂だけだったら寄生される昆虫は絶滅してしまいそうだが、こうして種のバランスがとれているのだ。
セルリーの花。白い小さな花が咲く。中央に青く見えるのがイワタセイボウ?
部分拡大して見た。
コメント
初めまして、こんにちは。セイボウについて調べていて訪問しました。
このセイボウはハラアカマルセイボウ(ハラアカトゲマルセイボウ)のではないでしょうか。この写真と同種をイワタセイボウとしているHPもあるようですが、中脚の上に大きく三角形に張り出した中胸前腹板がハラアカの特徴かと。ご確認ください。同じようにお腹が赤いイワタセイボウ、リンネセイボウ(ヨツバコセイボウ)などがいて見分けが難しいですね。。
ハラアカマルセイボウは2年前にイタリアンパセリの花にで出会いました。残念ながら、翌年以降に同所での出会いはなく、チャンスを増やそうと、庭にセロリの苗を植えました。管理が甘く、苗の芯を食べられ花は咲きそうにありません。
ツチスガリに寄生するので他のセイボウよりは出会うチャンスが多いようですが、セイボウの仲間はどれも希少です。
今年の出会いということでうらやましです。
私と同じように小さい生き物にも目を向けていらっしゃるのを嬉しく拝見しました。
飛行機雲 様
ご覧戴きありがとうございます。
野菜の害虫を観察・撮影している内に、畑にやって来る虫も撮るようになりました。
セイボウに出会ったのは初めてです。
昨年末にもセルリーは栽培していたのですが、後作の都合で花が咲き出す直前に抜き取ってしまいました。
今年もまた栽培してセイボウの再来を期待します。
ハラアカマルセイボウ(ハラアカトゲマルセイボウ)ですか。
野菜の害虫は種類が限られているのでなんとか分かりますが、昆虫は種類も多く「○○の仲間だろう」くらいしか分かりません。
クモも種類が多いですね。
昨日(7月15日)は野菜栽培の取材(私が取材される側です)中、ハエトリグモの交尾を見つけました。
もちろん、撮影中で撮ることができませんでした。
変わった狩りバチもいたのですが……。
今後ともよろしくお願いします。