6月にまいたジャイアントコーンだが、9月末になっても雌穂が出てこない。その上、背ばかり高くなってしまい、秋の長雨もたたって倒伏してしまった。それでもそのうち実がつくかもしれないと思いしばらく様子を見ていたが、その望みもかなえられそうにないのでついに伐採した。
切り刻みながら、ベビーコーン=ヤングコーンがとれるかも知れないと、皮をむいてみた。そこで出てきたのが写真のもの。ひとつは実が数本に別れた奇形、もうひとつは未熟な実が連なったベビーコーンだった。どちらもとても食べられそうにない。
4ヶ月も畑を占領していたわりには、1本もとれなかったジャイアントコーン。雨の多い日本の環境にはなじめなかったのかもしれない。
かくして、期待したジャイアントコーンの実を見ることも出来ず、その巨体は堆肥置き場へと行く運命をたどった。
コメント
ちょっと見
この写真だけを見ていると、なんかフキノトウのようにみえますね。
今回は期待外れの様ですね。
かわせみ さま
堆肥の材料を栽培したと思ってあきらめます。それと、畑に残った肥料分もジャイアントコーンが全部吸ってくれたと思います。
ジャイアントコーン
背丈は大きくなるのに雌花が付かないのはどうしてでしょう? 普通のコーンと何がちがうのでしょう? 不思議ですね。
sasagawa さま
原因は、土が肥えすぎているためか、雨が多過ぎる(多湿)からだと思います。もっとやせ地で雨が少ないところのほうがいいのかもしれませんね。あくまで憶測ですが。
ちなみに、ジャイアントコーンはペルーの標高3000mの高原、川沿の一角でのみ穫れるのだそうです。
Unknown
あの時のジャイアントコーンですね。
飼育用ではないのですかと失礼な事言いまして申し訳ありませんでした。雌花が出ず実らず残念でしたね。それにしても長く場所を占拠されたジャイアントコーンの夢だけでも抱かせてくれたと思うと安いもんですよ。
吉ちゃん さま
そうですね。私は収量とかなんとかより、珍しいものや新しい技術に惹かれて野菜を作っていますからこれでよかったのです。
「ジャイアントコーンよ楽しい日々をありがとう」って感謝したいです。