ホウレンソウやコマツナ、カブ、ニンジンなどをまくときはすじまきやばらまきにする。しかし、すじまきだと種が細かいのでまくのに結構時間がかかるし、ばらまきでは発芽後の管理が面倒だ。そこで、すじまきとばらまきを合わせた形のまき方を紹介する。そのまき方は、くわ(鍬)幅にまく方法だ。
すじまきのまき溝は板切れや篠だけなどを使ってつける。すじまきの覆土は溝を埋めるだけで簡単だ。ばらまきはまき床を平らにならし種をまいたあと、フルイ(篩)でふるった細かい土を覆土する。すじまきは一定間隔にすじをつけるのが面倒だし、ばらまきは床をならしたり、種まきの間隔が難しく、覆土の手間と厚さの加減が難しい。
くわ幅まきは、くわの刃(幅15から20センチメートル)で溝を作り、その溝にばらまきする方法。この幅なら、ばらまきもしやすく覆土も厚さも加減しやすい。あとの管理もしやすい。
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コメント
土壌消毒について
私の所では、長年の雑草のこぼれ種が多く、すじ蒔きやばら蒔きでは、後の雑草の管理が面倒です。
今は穴あきマルチを使って、最小限の草取りでいいようにしています。
マルチを使わないとなると土壌消毒しかありません。
クロルピクリンなどは使いたくありません。
バーナーで焼いても表面だけしか効果がないのでじきに雑草が発芽してきます。
なにかいい方法をご存じでしょうか?
もいもい さま
石灰窒素はどうでしょう。当方のネギ畑では畝間に石灰窒素をまいている農家もあります。
ご存知だと思いますが、石灰窒素は殺虫・殺草効果と窒素肥料としての効果があります。ただし、野菜などにも害がありますから使い方を工夫する必要がありますね。冬は3週間、夏は1週間見れば毒性はなくなると思います。肥料のサイトで石灰窒素の使用法を確かめてください。
石灰窒素
石灰窒素の事は知りませんでした。
私の所の肥料は、鶏糞と薪ストーブの灰が主体なため、かねがね窒素分の不足を懸念していました。
ネットで調べて来年より使ってみたいと思います。
もいもい さま
堆肥を積んだとき発生する虫の予防にもなりますよ。いまの製品は粒状になっていますが、散布には注意してください。アルコールを飲んだ後などに使用すると中毒することもあります。
種まき
種の撒き方も非常に有り難いです。
お恥ずかしながら、「すじまきって??」という感じでした。本には「すじまきする」としか書いてないので「すじ状にパラパラ撒けばいいんだろう」と適当でした。お陰で、発芽は密集具合がてんでバラバラです。私は畑でないので鍬蒔きはできませんが、写真の間隔にほうれん草の種まきをしてみます。
種まき
こちらではこれから冬になり種まきとは
考えられませんが畑作りの参考になります。
来年のために色々知識を得ておきます。
自己流でやってますのでいつも??です。
分からない事がありましたらご質問させて下さいね。
ブルーデージー さま
まき方が参考になってよかったです。私も本を書いていますが、文章で見るのと絵で見るのとでは違いますね。これからもこんな状態でいろいろと載せていきたいと思います。
notti さま
どうぞ何でもご質問ください。www.potager.jpのwebmaster@potager.jpでしたら、長い質問でもいいですし、詳しく回答できますから、ご利用ください。
nottiさんの晩秋や冬のブログも楽しみにしています。氷と雪の世界も見たいものです。