アカナスは、半身萎ちょう病や青枯病という根から伝染する病気に強いので、ナスの台木として利用される。接木の台木をそのまま伸ばしておくと、平べったく皺がたくさんある赤っぽい実がなるので、平ナスなどともいう。
最近花屋さんで売られているのは、丸いアカナス。色の赤いものと黄色いものがある。花屋さんによっては、ソラヌムなどという名前でも売られている。ソラヌムはナス属の学名だ。(ナスは、ソラヌム・メランゲナという)その証拠に、へたの部分を良く見るとナスそっくり。ナスの仲間だが、アルカロイドという毒性の物質を含んでいるので食べられない。いちど味見をしてみたが、実がスカスカで味も何もなく、とても食べられるしろものではない。
コメント
Unknown
こんにちは~!
ちょっと不思議??なことがあったんですよ。
不思議はオーバーかもしれませんが、先日から
うちのナスの枝に、この赤なすを緑にしたような
実が、3こついています。
「変ななす」と思っていましたが、ずっと緑の
ままです。となりはピーマンでした。
これはピーマンとなすのハーフでしょうか?
こんなことってあるのかな?
カーメル さま
きっと、ピーマンがアカナスに接木してあったんでしょう。接木してなければ、アカナスの種がピーマンの鉢土に混ざっていたのかもしれませんね。このアカナスもはじめは緑ですよ。
赤ナス
実を見ているとミニトマトにみえて、へたは本当に茄子のものとおなじですね。
美味しそうですが、毒ですか?
かわせみ さま
ちょっと齧って見ましたが、味も香りもありませんでした。
けして、良い子はまねをしないでくださいね。
Unknown
この写真をみていたら、今年植えたジャガ芋の実を連想しました。
ジャガ芋もナス科なので似ていて当たり前なんでしょうが、色こそ赤くありませんでしたが、形はそっくりです。
ジャガ芋の実の利用方法ってご存じですか?
私は結局畑の肥料になってしまいました。
赤ナスの実
赤ナスの台木から出た、脇芽を放ったらかしてるのを見たことはありますが、赤く色付いた実を見るのは初めてです。うちの農園の土壌は、赤ナスの台木でも半身イチョウ病には抵抗出来ず、今はトルバムの台木に頼っています。後何年もつことでしょう?
もいもい さま
ジャガイモの実はミニトマトを小さくしたような感じですね。でも、赤くはならない。
実には、ことによるとアルカロイド(有毒成分)が含まれているかもしれません。書いたものがないので良く分かりませんが。
もいもいさんのところでは、肥やしにするほどなるんですか。来年、熟したのがあったら欲しいです。種から育てて見たいのです。成ったら一報お願いします!
sasagawa さま
トルバムはどんな実がなるのでしょう?ことによると、この丸いのがそうだったりして。
ナスの台木には、このほかにもいろいろな品種がありますが、連作を避けるとか、ナスをしばらく休んだらどうでしょう。何年か食べられない年が出来てしまいますが……。
Unknown
赤ナスは飾り用に売られていますよね。
私も最初見たとき食べられるものと思っていました。お花道をやっている家で良く見かけます。
吉ちゃん さま
私もときどき買ってきて花を生けたり、描いたりしています。
見た目は美味しそうなんですけどね。