クサボケ

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 クサボケはバラ科の植物。本州から九州の山野に生える。

 枝の先端がとげ状になり、春早く、朱紅色の五弁の花を開く。秋に返り咲きすることも多いようだ。

 果実は黄色に熟し、酸味と芳香があるので、ホワイトリカーなどに漬けると琥珀色の美味しいお酒ができる。別名、しどみ。じなし。しどめ。こぼけなど。

 このクサボケの実は茨城県自然博物館の戸外で撮影したもの。

コメント

  1. もいもい より:

    Unknown
    実がどことなく花梨に似ているなと思ったら、近い仲間なんですね。
    ボケの名前はよく耳にしますが、こうして記事になっているのを見ると理解が深まります。
    探せば飛騨にもあるんでしょうね。

  2. ポタ より:

    もいもい さま
    どこにでもある植物ですから、飛騨にもあると思います。各務ヶ原にいたときにはたくさんありました。

  3. notti より:

    クサボケ
    こちらでは見られないものですね。
    ボケにも実がつきますが何か似ております。
    果実酒に出来るのでしたら出会っても嬉しいですね。

  4. ポタ より:

    notti さま
    クサボケの花を見つけると、なぜかホッとします。春になったら花もアップしますね。そちらにはない植物なので、ぜひ、お見せしたいと思います。

  5. 吉ちゃん より:

    Unknown
    クサボケは良く庭で見かけるボケの花の実とは違うんですか? ホワイトリカーで漬けたらきっと美味しい酒が出来るかもしれませんね。

  6. 菜園ブログ より:

    クサボケ
    面白い写真になっていますね、先ずバックの色が現実離れしている様で、また小枝のパターンが細胞か何かの模型の様に見えますが。

  7. ポタ より:

    吉ちゃん さま
    クサボケは名の通り丈が2,30センチの植物です。私の近くでは、江戸川の堤防や里山の林縁などに生えています。草と一緒に刈られるので、繁茂することもありません。春に咲く花が緋色で可愛いです。

  8. ポタ より:

    sasagawa さま
    今頃になると葉が殆ど散って実と幹だけになります。幹から出る短枝は鋭く棘のような形になっています。出方はナワシログミの枝と似ています。
    なかなか良い形の枝が見つからずに、妥協してシャッターを押しました。右側の縦線が気になるのですが。