タバスコペッパーは広義のトウガラシの仲間。
日本のトウガラシでは、八房や鷹の爪、シシトウガラシなどが知られているが、タバスコペッパーはこれらの種類とは違いキダチトウガラシ(木立唐芥子)の仲間だ。
伊豆七島の大島や沖縄などで栽培されている島トウガラシはキダチトウガラシの仲間。他にもハバネロなどのシネンシスという仲間や世界一辛いキャロライナ・リーパーなどの仲間など、いくつかの仲間がある。
pizzaなどにかけて食べるタバスコソースは、このトウガラシを加工して作ったもの。このまま食べるとかなり辛いが加工してほどほどの辛さにしてある。
トウガラシの辛さはスコビル値(SHU)という値で示されるが、タバスコペッパーは50,000から100,000スコビル値。タバスコソースは4,000スコビル値くらいだそうだ。ちなみに、いちばん辛いキャロライナ・リーパーは3,000,000スコビル値。数字だけではどのくらいの辛さか分かりにくいが、まえに作ってみたハバネロ(赤)は250,000から450,000スコビル値だが、切り口を触っただけで手の痛みが数時間続いたほどの強烈な辛さだった。
さて、たくさん収穫出来そうなタバスコペッパー、どのように利用しようか。