シンビジウム

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 この品種は’Warm Heart’。年末に園芸店で買ってきたものだ。

 以前は、シンビジウムをはじめ洋ランは高嶺の花だったが、いまはわれわれ一般庶民でも買える値段になった。その理由はメリクロン。茎頂培養だ。茎の先端を切り取り無菌状態で培養することにより、1つの芽から大量に培養が出来るようになった。この技術が出来る前は、株分けでふやしていたので、1年かかっても倍になる程度。茎頂培養では1つの芽から1年間に何十、何百とふやせる。しかし、このふやし方では、親と同じものしか出来ない。同じ花ばかりでは飽きてしまうので新花(新品種)の開発も必要だ。新花は交配による。交配して、種をまいて、株を育て、花を咲かせるまでに数年は必要だ。花が咲いても鑑賞に堪えるだけのものでなければいけない。

 この花が新花だったかどうか忘れたが、やわらかくて温かみのあるいい花だ。

コメント

  1. 菜園ブログ より:

    シンビジウム
    雰囲気のあるいい花ですね。シンビジウムが求め易くなった訳もよく判りました。

  2. ポタ より:

    sasagawa さま
    早速お読みいただきありがとうございます。
    ついでに、コチョウランは、株わけも出来ないし、茎頂培養も結構難しいので、値段が高いのです。

  3. sato より:

    あけましておめでとうございます。
    昨年はたくさんのコメントありがとうございます。
    今年もよい年でありますようにお祈りいたします。
    素敵な色のシンビジウムですね~!
    ほっとする色です。

  4. ポタ より:

    sato さま
    おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
    シンビジウムだけは毎年暮れに買います。株がたくさんありますが、なかなか思うように咲きません。その代わり、難しいといわれるコチョウランは毎年咲いています。

  5. 寒天培養
    洋らん栽培を趣味にしていた頃がありました。
    カトレアを交配して、その種を寒天培地に蒔いて苗を作ったりしました。
    そのうち飽きてしまって、洋らんを廃棄、温室も壊してしまいました。
    今は家庭菜園を楽しんでいます。

  6. ポタ より:

    ぎゅうちゃん
    私は仕事で教えていたことがあるんです。無菌播種や茎頂培養などもやりました。コチョウランやカトレアを交配したり、温室で栽培したり。キノコも菌を培養して、栽培してみました。でも、時間と場所がないので卒業しました。