この品種は’Warm Heart’。年末に園芸店で買ってきたものだ。
以前は、シンビジウムをはじめ洋ランは高嶺の花だったが、いまはわれわれ一般庶民でも買える値段になった。その理由はメリクロン。茎頂培養だ。茎の先端を切り取り無菌状態で培養することにより、1つの芽から大量に培養が出来るようになった。この技術が出来る前は、株分けでふやしていたので、1年かかっても倍になる程度。茎頂培養では1つの芽から1年間に何十、何百とふやせる。しかし、このふやし方では、親と同じものしか出来ない。同じ花ばかりでは飽きてしまうので新花(新品種)の開発も必要だ。新花は交配による。交配して、種をまいて、株を育て、花を咲かせるまでに数年は必要だ。花が咲いても鑑賞に堪えるだけのものでなければいけない。
この花が新花だったかどうか忘れたが、やわらかくて温かみのあるいい花だ。
コメント
シンビジウム
雰囲気のあるいい花ですね。シンビジウムが求め易くなった訳もよく判りました。
sasagawa さま
早速お読みいただきありがとうございます。
ついでに、コチョウランは、株わけも出来ないし、茎頂培養も結構難しいので、値段が高いのです。
あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんのコメントありがとうございます。
今年もよい年でありますようにお祈りいたします。
素敵な色のシンビジウムですね~!
ほっとする色です。
sato さま
おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
シンビジウムだけは毎年暮れに買います。株がたくさんありますが、なかなか思うように咲きません。その代わり、難しいといわれるコチョウランは毎年咲いています。
寒天培養
洋らん栽培を趣味にしていた頃がありました。
カトレアを交配して、その種を寒天培地に蒔いて苗を作ったりしました。
そのうち飽きてしまって、洋らんを廃棄、温室も壊してしまいました。
今は家庭菜園を楽しんでいます。
ぎゅうちゃん
私は仕事で教えていたことがあるんです。無菌播種や茎頂培養などもやりました。コチョウランやカトレアを交配したり、温室で栽培したり。キノコも菌を培養して、栽培してみました。でも、時間と場所がないので卒業しました。