画像はツメクサというナデシコ科の1年草。道端や庭などに見られるごく普通の植物だ。
語源は、葉の形が鳥の爪に似ているからとか。地方の呼び名に、コゾウナカセというのがある。この草はそれほどひどく繁茂するわけではないが、抜こうとしても根元で切れてしまいなかなか抜けない。よく観察して見てはいないが、芯が硬く、皮が柔らかいのでハコベの茎のように皮の部分だけ剥けてしまうのだろう。いくら抜こうとしても抜ききれないから、草取りする小僧さん泣かせだというのだろう。
帰化植物図鑑で調べてみると、同じ仲間にノハラツメクサ、オオツメクサなどがある。小さな白い5弁の花が着くが、面白くも何ともない花なので適当に見ていたが、これからは注意して見分けていきたいと思う。
今日は立春。寒波襲来で、朝から強い北風が吹いているが、畑の雑草も元気を盛り返してきたようだ。風が止んだら草取りでもしよう。
コメント
コゾウナカセ
コゾウナカセとは微笑ましくいい名前ですね。でもうちの農園には生えてもらいたく無い草です。
2月になりましたが、昨日は北風が強かったので、家でトマトの種播きをしていました。
コゾウナカセ
雑草(野草)も畑には厄介ですがそれぞれに生きていますね。
コゾウナカセの謂われが分かるような気がします。
今までぼんやり見ていた草でもこれからもっと関心を持って見れそうです。
sasagawa さま
トマトも種子からなんですね。
私はものぐさですから、苗を買ってしまいます。
中玉は自家採種2年目のものを蒔いて見るつもりです。
notti さま
私もブログを書くようになってから、よりいっそうよく見るくせがつきました。でも、まだまだです。ルーペを使って見るようでないといけないと反省しています。
爪草
コゾウナカセ(ツメクサ)は知りませんでした。
でも花や葉をよく見ると見たことがあるような…
ムラサキツメクサのツメクサ(詰め草)のイメージがありますが、爪草なんですね。これからは注意して見るようにします。
もいもい さま
芝生の中や、道端の硬い地面にも生えていますよ。とり難くていやな雑草です。